8月1日 20時20分頃に「月面X」が見頃との予報がありました。
しかし、GPV天気予報を見てもウェザーニュースの予報を見ても19時頃にすこし雨が降りそうな予報です。それも一時的な雨でその前後は晴れ予報です。
とりあえず18時にはまだ晴れているので、もしかすると降らない可能性が高いなとTOA-130を赤道儀に載せて月へ向けてみました。

カラーではコントラストが悪いので近赤外フィルターを入れたモノクロカメラに交換します。

写真ではわかりませんが、アイピースを覗くと「X」が半分ほど見えていましたが、少し雲が出てきたのが気になります。
18時半ごろから「ARISS スクールコンタクト」の受信のため一時中断。
19時に再びベランダに出ると北風が強く雲が多くてやはり予報通りか?と思い、雨に備え鏡筒は撤収し赤道儀もカバーをかけて夕食にしました。
20時に窓を開けて外の様子を見ると大粒の雨が降っている!が空全体が雲に覆われているわけではなく、これまた予報通りかすぐに晴れてきそうな感じです。
20時半には再び月が見えてきたので大急ぎでカバーを外し赤道儀に鏡筒を載せ、月へ向けました。

高度がかなり低くユラユラですが「月面X」がきれいに見えていました。

月面の下から1/4くらいのところの欠け際に見えるかと思います。
しかしすぐに雲に隠れてしまい、1時間後にやっと雲から抜け出しました。

こちらははっきりと「X」がわかるかと思います。拡大するとこんな感じです。

月の高度は西の空でかなり低く大きく揺らめいていましたが、しっかり見ることができたので良しとしよう!
今年の「月面X」が見られるチャンスは、9月29日18時10分頃、11月27日19時50分頃の2回あるようです。
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