6月27日、早々に九州から関西地方まで梅雨明けとなりました。
そして今は種子島からH2Aロケット50号機が打上げられるのを志摩半島の片田漁港で波の音を聞きながら待っています。
月・水星
その6月27日は月齢2.0の月とその下に水星が見えていました。

水星は0.2等級と明るく、肉眼でも良く見えていました。
そしてかなり低空でしたが望遠鏡を向けてみました。

眼視でも細長く見え、半月状であることがわかるのが精一杯でした。
火星
レグルスに1週間前はかなり近づいていましたが、すでにかなり離れてきていました。
そしてより暗く小さくなってしまいました。視直径はついに5秒角を切り4.9秒角です。


どうでしょう! 火星くるくるのと比べても「アキダリアの海」「ペルシャの海」が暗く、「クリュセ平原」が明るく見えているのがわかります。 この大きさでこれだけ見えれば御の字です。
土星
23時頃に一度寝て、2時半頃に起きる予定で目覚ましを掛けました。
一度寝て起きるのはホント苦手なんですが、この日は目覚ましが鳴る前に起きることができました。
外を見ると快晴でフォーマルハウトが見えていました。
望遠鏡は出したままにしてあったので早速土星に向けてみました。
「わぁ~大きくて実に美しい!」
しばらく眺めて高度が上がってきたところで撮影しました。

輪が水平に近いと衛星たちもお行儀よく並んでいて素晴らしい眺めです。

左からレア・ディオネ・テティス・土星・エンケラドスの順に見えています。
1時間もすると東の空がもう明るくなってきているので、大満足で再び就寝。
太陽
再び目が覚めたのは10時前、スマホで気ままに星空観望仲間のグループlineを見るとNさんが「でっかいプロミネンスがでていますよ~」とのこと。
歯磨きをして朝食を食べて、ソーラークエストにLUNT太陽望遠鏡を載せて覗いてびっくり!
デカい木が2本生えているかのように素晴らしいプロミネンスが吹き上がっていました。

太陽全体を撮るとこんな感じです。

このプロミネンスはホント素晴らしい! 教えていただいたNさんに感謝!!
続いてBORG45EDに載せ替えて可視光でも撮っておきます。

ここまでやって奥様と近所の街中華でランチをして、志摩半島遠征機材を積み込み16時に自宅を出発します。
この続きはまた!
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