東北1周旅のまとめ

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3月に銀山温泉の宿の空き状況を見ていて古山閣の予約が取れたことからいろいろ行程を考えました。
はじめは飛行機で行ってレンタカーと思っていましたが、フェリーで車を積んでいくのも良いかも!と思い、太平洋フェリーのHPを眺めていました。
フェリーの予約は乗船日の2か月前からなので3月30日に行きの分(5月30日名古屋乗船)を予約し、1週間後の4月6日に帰り(6月6日仙台乗船)の予約をしました。 最後の1泊だけ銀山温泉で、あとはすべて車中泊とすればもうこれで自由気ままに回ってくることはできます。 
しかし行きたいところもいろいろあるので、夫婦で喧嘩にならないように考えないといけないわけで~とりあえず「るるぶ東北」を購入しました。
まずは行きたいところを「るるぶ」を見て拾い出し、グーグルマップでその点を北上と南下で分けて結んでいく。
そうすると走行距離とかかる時間が大体わかってきます。
そして1日に移動できる距離を200km~300kmとして見ていくと、大体1週間程度で仙台を出発して大間までだいたい3日でいけそうだとわかりました。

大間から日本海側を南下して仙台までも3日で戻ってくることができそうでした。

おお~!なんかすごく良いコースができた気がしました。

あとは寄る場所によってどのくらい時間がかかるのかも考えながら泊まるホテルの場所を決めました。
しかし、何時に到着できるのかは定かではないため、ほとんどはビジネスホテルの素泊まりにしました。
そして途中で温泉に立ち寄ることもあるだろうとお風呂セットも持っていましたが、こちらは残念ながら一度も使うことはありませんでした。

それで作った行程表がこちらです。

はたしてこの通りにいけるのか? たどり着けなければホテルドタキャンもありか!と思っていました。
そして必要な金額を入れて表にしました。
必要経費は20万円弱で1400km走ります。

[ドラ割]東北観光フリーパスという高速道路の2日間・3日間のフリーパスがあり、北東北周遊プランだとそれぞれ¥7,600と¥8,700というものもありました。これを使うべきかどうかの判断材料で高速料金も調べてみました。そして私の場合は使わないほうがお得ということがわかりました。
あとは食事代、お土産代、拝観料・入場料、駐車場、燃料が必要になり、7万円くらいを想定していましたが10万円くらい使ってしまったようです。会社や子供たちにお土産をあれこれ買ったので致し方なし。

出発前日に天気図を見ていて、名古屋も雨だし東北も雨だ~しかも風が強く船が揺れそうと想像していました。
当日フェリーふ頭へ行って発達した低気圧の影響で仙台~苫小牧間が欠航と知りビックリしました。しかし仙台までは動いたのは助かりました。万一止まっていたら陸路で仙台まで24時間で走らなければいけなくなるところでしたが、船の揺れはかなりきつかったです。
奥様が船酔いになってインフォメーションに酔い止めを買いに行ったときに「この船でもこんなに揺れるんですね」と言ったら「これほど揺れるのは稀です」と言っていました。

そこで大きな発見がありました。昔は乗り物に弱かったのでバスに乗るのも敬遠していましたが、種子島へロケットの打ち上げを見に行ったときに「うねりが酷いので途中で引き返すかもしれません」とのアナウンスの船に乗っても「あれ?大丈夫だ?」と思っていました。そして今回の件で「乗り物に弱い」を克服できたと思います。 50歳を過ぎたころからアルコールも多少は美味しく飲めるようになったし、蚊に刺されても反応しなくなったし、まあいろいろ丈夫になったのか鈍くなったのかはわかりませんが、歓迎すべきことです。

他には予定していた「宮沢賢治童話館」が閉館時間に間に合わずパスしたくらいで、他はすべて順調でした。
というのも北陸の道路は信号がホントに少なく、快適に走れるのがありがたかったです。
ホテルの到着時間をほとんど20時~21時として予約していましたが、一番遅い時でも19時に到着できていました。

本州最北端で日本一のマグロを食べる!が目標で見事に達成できました。
陸前高田の「奇跡の一本松」や「津波伝承館」は行ってみたかったし、八幡平の「ドラゴンアイ」はこの時期でぴったりでした。ガイドブックには載っていなかった「焼走り溶岩流」や「松尾鉱山廃墟群」も行って良かったし素通りしてはもったいないほどのところでした。
十和田神社・恐山はなんてすごいところなんだって思たし、中尊寺・出羽三山神社もこれは絶対に外せないところです。
そしてなんといっても十和田湖の美しさは感動ものでした。
青森県立美術館は入場料は二人で¥4,000とちょっと高いですが行って良かったと思いました。
銀山温泉は想像通りのすばらしさ、銀の採掘坑洞が見れたのも良かった。
できれはもう一度「仙台の七夕」「青森のねぶた」の時期に行ってみたいものです。

自宅に到着した時の車のメーターは1426.8㎞ 使った燃料は79.32リットル 1リットル当たりの燃費は17.99㎞となりました。
私のシトロエン・ベルランゴはディーゼルなので軽油ですが、
十和田湖のエネオスで給油した時は164円(フルサービス)
酒田市で給油した時は154円(セルフ)ここはセルフとフルの両方ありました。
名古屋に帰宅して自宅近くで給油した時はビックリの131円(セルフ)!1週間前より10円安かった。東北と比べると33円もの差がありました。
東北はまだフルサービスのガソリンスタンドがたくさんあるのも驚きました。
逆に考えれば街道沿いのレストランなど廃墟になっているところがかなり目につき、少しでも雇用を作り出そうとしているのかもしれませんね。またはただ単に自分で入れたくないわがままなお年寄りが多いとか~(笑)

さあこれで経県値が173点に上がりました!

今回の旅行で空白だった岩手・青森・秋田・山形に色がつき、未踏の地は大分県だけになりました。
大分県は別府へ行って、ついでに阿蘇の火口を見に行こうと何度も思ってはいるんですが~次こそは!

長らく旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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