3月20日春分の日は夕方になるとまだ北風が吹いていて寒かったですが、きれいに晴れていたのでそそくさと望遠鏡を準備しました。

木星
暗くなってすぐに天頂付近の木星に向け、アイピースを覗いてビックリ! ほとんど揺れずに細部が良く見えている!! 単眼で見るだけではもったいないほどだったのでEMSと双眼装置を取り付け215倍でじっくりと眺めます。今シーズン1番の見え味で「冬が終わったか~」と思えるほどでした。
木星面は良く見えるときは本当にワクワク楽しい時間です。
しばらく眺めてから接眼部をカメラに付け替えて撮ってみます。

やはり良く写ります。
こんな時は5000フレームを60秒間隔で撮影し、アニメーションにしたくなります。
そしてできたアニメーションがこちらです。

約80分で50枚撮ることができ、毎秒5枚でアニメーションにしました。いかに木星の自転が早いかがわかるかと思います。
そして後半は高度が下がってきたのか、またはシーイングが悪化してきたのか解像度が落ちてきているのもわかります。
火星
木星を堪能したあとは火星に向けました。
視直径が約9秒角ともなるとかなり小さいですが、シーイングが良いので良く見えます。


見えている地形は大シルチスが正面にあり、火星らしい見え方でした。
もうしばらくは楽しめそうです。
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