木星と火星

太陽系
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1月20日が「大寒」でしたが、連日昼間は13度を超え3月中旬の気温なのだとか。 気流も比較的安定し星見にはありがたい限り。
そんな晴れが続いている1月22日、帰宅して空を見上げると透明度は良くないがシリウスがほとんど瞬いていないように見えていました。「今日は良いかも!」と望遠鏡を赤道儀に載せ、ファンのスイッチを入れ1時間ほど放置すると外気と主鏡裏の温度差が6度あったのが2度程度まで順応してきている。
早速天頂にある木星に向け、アイピースを覗いてみると「おお~揺らめきが少なく衛星の影が黒子のようにくっきり見えている」。しばらく眺めてからカメラを取り付け撮影開始。

赤外フィルターでも撮ってみる。

なかなか良い感じだ。
ただ明日も仕事なので、無制限に眺めているわけにはいかない~風呂に入ってしばし休憩。
湯冷めしないよう完全武装で再びベランダにでてアイピースを眺めると大赤斑が出てきているのが見える。 これは美しい眺め! 真冬にここまで見えるのも珍しいし、ワクワクしてきた。

赤外フィルターで撮ってみます。両極近くまで模様が見えている!

1時間前より一回り良くなってきている! ではメタンバンドに変えてもう1枚。

これはちょっとタルイかなぁ。

空を見上げると冬の1等星たちが全く瞬いていないかと思うほど安定している感じ。 火星が楽しみ!
やっと上階の影から出てきたばかりの火星に望遠鏡を向けます。壁に近すぎるのか大きくボケる。
30分も待って建物から離れてくると火星も素晴らしい見え味になりました。

そういえばFBの大御所の方が衛星を捉えていたよな~と思い、ゲインとシャッタースピードをガーッと上げるとPCのモニターにダイモスらしきものが見えてきた。
念のため「火星くるくる」で調べてみるとダイモスで間違いない。

フォボスは火星面上にあって見えないのが残念ですが、とりあえずダイモスだけでも記録しておきます。

火星本体は別に撮ったものを貼りこんであります。
きょうの収穫はこの1枚でした。 さてもっと見ていたいけど朝起きられなくなるのでさっさと撤収して寝ます。

以前大接近のときに仲間の50㎝ドブソニアンで、火星本体を視野の外に出すとダイモスが眼視で見えたことを思い出しました。

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