「スターリンクの舞」を再び!

スターリンク
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「スターリンクの舞」とは星ナビ3月号で紹介されていた日没後と日出前の太陽が地平線より35°~45度下がった位置にあるとき、太陽の上方45度~50度の位置でスターリンクのフレアが起こるというものです。例えば秋分の日であれば21時30分ごろに北西方向、または2時30分ごろに北東方向に現れます。
星ナビ3月号が出たときに確認した「スターリンクの舞」がこちらです。

10月2日「紫金山・アトラス彗星」を捕獲のため青山高原へ遠征の時に、副産物としてこの「スターリンクの舞」を記録するため、これに間に合う時間に到着しようと思い早めに出発していました。
出現する予想時間はいい加減に2時40分~3時20分くらいだろうと確認もせずに現地に向かいました。
青山高原へは午前1時半頃に到着していましたが、場所を決めるのに少し時間がかかり、カメラをポラリエに載せて撮影を始めたのは2時半頃でした。
そろそろスターリンクがフレアを起こし始めるころだな~と準備しながらちょいちょい眺めていましたが、目に飛び込んでくることはありませんでした。
そして実はこの時大きな間違いを犯しているのに全く気付きもしませんでした。

無事に紫金山・アトラス彗星の長い尾に十分に満足し、意気揚々と自宅に帰ってから「あら?なぜ写っていないんだ?」と思ったときにはたと「あちゃ~やらかした~」と気が付きました。
カメラを太陽の昇ってくるであろう方向に向けていました。
フレアが起こるのは太陽が昇ってくる位置ではなく、地平線下40度くらいに太陽があるときの太陽上方50度なのです。よってカメラを向けたあ位置よりずっと北方向にフレアは現れます」。
それでも写真を丹念に見ていくとありました!かろうじて端っこに写っていました!

左隅を拡大してみます。

ここにも!

ほんのわずかしか記録ができていませんが、スターリンクはちゃんと舞っていました。
それがわかっただけでも良しとしましょう!良い教訓になりました。

これから空気が澄んできてより「スターリンクの舞」が時間的にも見やすくなってきますので、また近いうちに見てみたいと思います。
今回はちゃんと調べていなかったのが失敗の原因ですね~。次回はきっちり調べて臨みます。

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