やっと火星が見える

土星
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9月30日、帰宅するとモヤっとした空だが夏の大三角は見えているし、土星も見えている。
SkySafariを見ると20時半頃に土星面上に衛星Dioneが乗ってくるようだ。

Screenshot

土星

外はかなり涼しくなってきて、望遠鏡を準備していても汗が出なくて気持ちが良い。昼間はまだ暑いので、望遠鏡の内外の温度差が3度もあった。望遠鏡につけた3つのファンを回して2時間ほどで順応完了、ちょうど20時半。
早速224倍で覗いてみるが衛星はわからないが、シーイングが良くないことがわかる。
思い切って700倍まで上げてみるが無駄なことでした。
フリップミラーをカメラに切り替えて撮影。

わずかに黒い影があるように見えるが、Dione本体は全くわからず。

あす朝は4時に起きて「紫金山・アトラス彗星」を見る予定なので、ついでに木星と火星を見よう!ということで望遠鏡は軽く片付ける程度で朝すぐに使えるようにして早めに寝よう。

木星

目覚ましで4時起床! ベランダに出て空を確認「冬の星座がきれいだ!快星!!」
準備しておいたカメラと双眼鏡をマンションの階段踊り場へ出して彗星が見えてくるまでに木星を眺めます。
おお~大赤斑がある! 火星はまだ上の階に隠れて見えていない。
そこまで確認して階段踊り場へ再び向かう。
5時過ぎまで彗星を見たり撮ったりしていましたが、その話は次回にまとめます。
さて、彗星が空の明るさに飲み込まれて見えなくなって、再び望遠鏡のところへ戻ります。
すっかり夜明け前の空で見えるのは木星と火星とシリウス、カペラくらいか~と思いながらもう一度木星を見てみると大赤斑が正面だ! 早速撮影。

シーイングは昨日のままであまり良くない。
しかしそんなことも言っていられない、上の階から出てきた火星が空の明るさに呑まれそうだ。

火星

大急ぎで火星を導入し、ワクワクしながらアイピースを覗いてみる「今シーズン初の火星、小っさ!」
しかもほとんど模様らしきものが見えない。ちょっとがっかりでしたが、シーズン初の火星が見えたことが嬉しい!

見えているのはこんな地形です。

今回の火星は1月に小接近ですが、今の倍くらいの視直径にはなります。 しかし季節は冬でシーイングは最悪かと思いますが、火星の接近は楽しみですね。
これからどんどん気流が悪くなってくるのですが、やっと惑星シーズンの始まりです。

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