月齢7.0 アポロ11号着陸地点を見る

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梅雨入り前の貴重な晴れ間とかってTVでいっているが、梅雨に入ってもしとしとと毎日雨降りな梅雨ではなくなってきているので、きっと梅雨の晴れ間も多いと思う。
この時期晴れていると我が家の西側の窓から差し込む光はオレンジ色で実に美しい。それに誘われて外に出てみるとこんな感じで太陽が沈んでいく。

これを見るだけでも引越した甲斐があります。

6月13日 20時頃の月齢は7.0、アポロ11号の月面着陸地点が見頃です。

小学生のころに初めて覚えた月の地名「静かの海」です。 中央あたりにいくつかのリンクルリッジとゴーストクレーター「ラモント」がまだわずかに見えています。 中央やや下あたりを拡大してみます。

アポロ11号の着陸地点は「リッター」「サビン」という2つ並んだ同じようなクレーターが目印になり、その右のあたりで特に目印があるわけではありません。着陸船の残骸や星条旗が見えるわけでもありません(笑)
そしてアポロ11号の搭乗員の3人の名前の付いたクレーター、この日は気流も良く船長アームストロングはしっかり見えており、オルドリン、コリンズもかろうじて見えていました。

こちらは静かの海の北にある「晴れの海」です。

中央右に「アポロ17号着陸地点」と「ルナ21号着陸地点」があります。
この晴れの海は前回にも書いた通り巨大天体衝突でできたクレーターに、月内部から溶岩が流れ出してできた溶岩平原「ベイズン」であり、黒っぽい色をしています。その黒っぽい色にも差があり、〇印のところを見ると境目があるように見えます。これは古くに流れ出た溶岩の上に新しい溶岩が噴き出してきた様子なのだそうです。

こちらは「アルタイの崖」

写真の中央部分ですが、高さが1㎞~3㎞もあり、長さは480㎞もある巨大な崖です。ということはここに見えているクレーター1つ1つも直径が数十㎞もあるようなものばかりなんですね。

月をぐるっと反時計回りに90度回転させたこの景色は私は大好きです。

月をまわる周回衛星に乗っているような気分で、向こう側から青い地球が昇ってくるのでは?と思ってしまう景色なんです。
「かぐや」による「地球の出」の動画を貼っておきます。

最後にこれも私の好きな月の北と南の端っこです。

明朝は早起きして土星を見ます!

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