メキシコ皆既日食遠征機材 Part3

天体望遠鏡
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Part2の時の時に中央に動画撮影のコンデジをボール雲台で載せていましたが、今の名古屋の緯度で低い太陽なら問題はないのですが、北緯23度の観測地で太陽高度が70度を超えてくるとちょっとまずいことになるだろうことに気づきました。ギリギリいけそうではあるのですが万一に備えて直しておかなければいけません。そして中央はボール雲台をやめて微動雲台にして眼視用のMiniBORG45EDを載せることにしました。

以前は左右からブリッジになるようにアルミ板を渡していたのを、中央に上下にアルミ板を立て「コ」の字にしてその上に微動雲台を取り付けました。このスリックの微動雲台はカメラ取付部分が自由な角度でガッチリ固定できるのが最大の特徴です。
アマゾンで見ると同等のものがタイムセールで安くなっていました。こちらです。
さてこれをMark-Xの極軸体に固定し、鏡筒を載せるとこんな感じでバッチリでこれで決まりです。

そしてもう1台ワイドレンズを装着したカメラを持っていくので、そのフィルターを作りました。
75㎜の塩ビパイプのジョイントがピッタリ使えました。このジョイントを半分に切断し、サウザンドオークスのフイルムタイプの減光フィルターを径に合わせて切り内側から貼り付けました。バーダープラネタリウムの減光フィルターより厚くてしっかりしていますので扱いは楽です。内側に植毛紙を貼る余裕もなくスポッとかぶせることができます。

このカメラで狙いたいのは太陽系全集合です。ステラナビゲーターで16㎜の画角を確認するとこうなります。

天王星・海王星は無理としても太陽と月を中央にして左に水星と木星、右に金星と土星と火星が見えているはずです。そして皆既中に見えることはないとは思いますが12Pポン・ブルックス彗星もいます。

そしてこれらをパッキングして見るとこのくらいの荷物になりました。

次回はこれらをスーツケースとリュックにどのようにパッキングするかをお見せします。
そしてあと1か月でこれらの本で失敗しないようにまた勉強をしないといけません。

また観測地は標高2500mの街から離れた絶好の星空観望地でもありそうなのでこちらも実は楽しみです。南十字を真ん中にすると左にケンタウルスアルファ・ベータ、右側にエータカリーナが見えているはずです。以前に西表島で見た水平線ギリギリの美しい配置です。

ああ~楽しくなってきた!!

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