スペースポート紀伊は日本初の民間ロケット射場で2024年3月9日に記念すべき第1号のロケット「カイロス」の打ち上げが予定されています。詳しくはこちらからの打ち上げ応援サイトをご覧ください。
その打上げを前に大阪に住む娘夫婦から和歌山へ遊びに行かないかとお誘いがありました。
これはちょうど良いと早速出かけてきました。
名古屋から紀伊半島の先端串本まで約320㎞!久しぶりの長距離ドライブですが、町がロケット打ち上げでどれほど盛り上がっているのかちょっと楽しみです。
朝8時に自宅を出発して串本に入ったのは14時半ごろ、まず目に入ったのは小学校の校舎の前に立つロケットの姿でした。たぶんロケット打ち上げの見学場所だろうと思いながら通り過ぎ、その先のスペースワンへ行って見ます。すぐにロケットの横断幕が見えてきて「ここか!」とわかりました。
なんだかもうちょっと斜め上向きにするとか、まっすぐ立てるとか~って思うのは私だけでしょうか(笑) 。 ここからは入れるかなぁ~と思ったらやはり立ち入り禁止か!
建物へ向かう道と駐車場へ入る道の2カ所があるようでしたがどちらも立ち入り禁止でした。
事前にGoogleマップのストリートビューで見ていた景色と同じではありました。仕方がないので先ほどの見学場所の小学校へ戻ってみます。
正門には浦神小学校と書いてあり、見学場所の「旧浦神小学校見学場所」とわかりました。このグランドで見学するのでしょう。
残念ながら射点は山に隠れて見えないようです。
ここまで来たら潮岬の本州最南端も見ておかねばいけませんので向かいます。
途中道の駅くしもと橋杭岩で休憩すると奇岩が見事でした。
その道の駅の売店にありました~ロケットコーナー!
とりあえず何か買わなければいけないと買ったものはこれ! 水。
そして潮岬を目指すとJR紀勢本線の串本駅にも宇宙兄弟が! 信号で止まったタイミングで撮りましたが、ありゃ~日々人が街灯に隠れてしまった。
やっと本州最南端に到着したのは15時過ぎでした。娘たちが先にチェックインしておくよ~と連絡がきた。
実はここまでくるとギリギリ水平線上に南十字の一番上のγ星ガクルックスが見えるはずなんです。
高度はマイナス0.6度で水平線下なのですが大気による浮き上がり現象でギリギリ見えるはずです。上の図はステラナビゲータで設定の表示形式の大気補正にチェックを入れるとガクルックスが現れてきます。快晴だったら夜中に見に来ようとカメラと三脚は積んできましたが、生憎の雨でした。
さて、大急ぎで娘たちの待つホテルへ向かいます。
ホテルは1日5組限定のTSUZUMI WAKAYAMA SUSAMIという素晴らしいところでした。
部屋に温泉の露天風呂があり、1歳前の良く動き回る孫とゆっくりお湯に浸かると極上のひと時。
夕方から急速に天気が回復してきて夕食を食べ終わるころには丸い月とシリウスが輝いていました。
風呂の横のウッドデッキの上からシリウスを眺めるのは最高です!
カノープスの高さを確認したかったが、雲があり見えずに残念。
このホテルの素晴らしい配慮がビクセンの10倍32㎜の双眼鏡が部屋に置いてあったことです。
これはもしかするともしかするぞと夜中の2時に目覚ましを掛けて寝ることにしました。
2時に目覚ましで起きて窓を開けるとスピカがすぐにわかり、からす座が見えているが低空には雲があるようだ。でもあの星団は見えないかと双眼鏡で探しては見るが見つからない。とりあえずは写真を撮っておこう。
じっくり写真中央あたりを見ると、いました!オメガ星団!! 雲の上にわずかに写っていました。
さすがに南紀までくると高い位置にいます。
翌日はアドベンチャーワールドで1日楽しんで、娘たちは白浜でもう1泊するらしく我々は来た道は通らず大阪から奈良を通って名阪国道で亀山に出て帰ってきました。2日間で680㎞走りました。
紀伊半島ぐるっと1周楽しかった~娘夫婦と孫に感謝!
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