10月10日 CSS中国の宇宙ステーション「天宮」が天頂付近を通過する予報がありました。
これは先日の「Starlink 6G-19」と見かけの大きさを比べるチャンスです。その時と同じ撮影条件でNinja320にZWO ASI174MM+BORG2.2倍コンパクトエクステンダーメタルの組み合わせで追いかけます。
会社を定時ダッシュで大急ぎで帰宅できたのが18時15分過ぎで、通過まで20分ほどしかありません。
しかしNinja320の手軽さが光ります! ルーフバルコニーに鏡筒上部・鏡筒下部・台座と新しく購入した厚底台座の4分割で運び出して組み立てるのに5分もかからない。ファインダーも付けたままなので接眼部に174MMを取り付け、そのまま北極星を導入して北極星の伴星でピントを合わせます。
昨日まで雨が降っていたのが回復してきて、案の定北風が強く、気流も悪い。こればかりは仕方がない。
シャッターは1ms、ゲインをどのあたりにするか悩ましいところですが、北極星を見ながら200に決定。
時計を見るとまだ3分ほどあるので、一眼レフと三脚を準備し光跡を撮っておきます。
こちらはISO1600で2秒露光、それに最近買った「スターエンハンサー」を使ってみる。
見え始めた頃に「ちょっと暗いかも~」と思い、174MMのゲインを200から240に上げて仰角40度くらいから録画・追跡開始! 上の階に隠れるまでしっかり追いかけ、写っていたコマをつなげた動画です。
先日の驚くほど大きいと思った「Starlink 6G-19」と比べてみましょう。
左側がStarlink 6G-19のV2mini、右側が天宮です。
Starlink V2miniが287km先の約30m、天宮が379km先の約40m、まあこんな感じですかね~近いうちにここに400km先の100mのISS国際宇宙ステーションが追加しましょう。
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