9月30日11時00分(協定世界時02時00分)にケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられたStarlink 6G-19を10月1日18時32分北極星のやや上を通過するのをわずかな雲の隙間から捉えました。
雲が多く肉眼では見えませんでしたが、双眼鏡では青く光っているのがわかりました。
その24時間後、10月2日18時35分に天頂付近を通過する予報がHEAVENS AVOBEに出ていました。
天頂付近通過で予報光度は2.1等級、距離287㎞と絶好の条件!おまけに天気も上々!
スターリンクをはじめて強拡大で狙ってみます。
昨日完成したNinja320に2.2倍コンパクトエクステンダーを取り付け、カメラはZWO ASI174MMで追いかけます。
ピント合わせは北極星を使います。北極星は二重星で伴星が見えてくればそこがピント位置です。
光軸が少しずれているが修正をする時間がないのでそのままピントを合わせます。
そして同時に一眼レフEOS80D+30㎜で動画撮影、もう1台Kiss-X5+対角魚眼で光跡を記録します。この2台のカメラは放置しての撮影です。
まずはEOS80Dの動画です。
続いて光跡をと思いましたが、見事に失敗しました。ISOを低めにして露光を長くしたためほとんど写っていませんでした。しかし「気ままに星空観望仲間」のNさんがご自宅で撮影した光跡をご提供いただきました。
双眼鏡で見ていても青く見えるのですが、光跡を撮ると顕著にわかりますね。
秋の空気に入れ替わってかなりクリアな空で星が多いのが素晴らしいです。
そして最後に狂(強)拡大のスターリンクです。前から何番目かはわかりませんがこんな形をしていました。写っていたコマを繋げて動画にしています。
センターリングがうまくいかず見辛くて申し訳ありません。
最後に8枚をコンポジットしたスターリンクの姿はこちらです。
当初のV1は60機程度一度に打ち上げていましたが、最近のV2miniは22機程度になったのはここまで大きくなったからなのかもしれませんね。幅が30mほどもあるそうです。
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