満天の星空を見に小笠原へ行く!4日目 夕方まで

県外
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昨日はずっと海で遊んでいて星は見上げた程度で終わってしまいました。
しかし4日目は朝3時にアラームを掛けてやる気満々! おそらく宿の前の海岸でアケルナルが見えるはず!そんな期待を持って海岸まで歩きます。
アケルナルは本州では紀伊半島の先端または紀伊半島の標高の高いところで見えるか見えないかの本州では貴重な1等星です。
以前に鹿児島で探した時も桜島の火山灰の影響で見つけることができませんでした。ハワイやオーストラリアでは当たり前に見えるのでそれほどのありがたみはありませんが~。

エリダヌス座のアケルナル

「おお~見えた!しかも海面にアケルナルの光の道が見えている!!これは凄い!」
右の方につる座があるのでその間がほうおう座のはずです。全くわかりませんのでステラナビゲータを見ながら星座線を入れてみました。

つる座は比較的わかりやすい星座ですが、けんびきょう座はこんな感じです。

ウミガメの産卵に遭遇

そしてこの写真を撮っている間、背後でバタバタと砂をかく音がしていました。
そうです、皆さんのご想像の通りウミガメが産卵してその後砂をかけていたと思われ、我々の足元まで砂が飛んできていました。
父島のルールで上陸したウミガメにライトを向けてはいけないのでiPhoneで撮った写真を目いっぱい明るくしてみました。どうでしょう~中央あたり茂みの奥にウミガメわかりますか?

1m近い大きさのウミガメかと思われましたが、これは想定外嬉しい遭遇で早起きして海岸へ来た甲斐がありました。
そして海の方を見ると多くのウミガメが上がってきたであろう足跡がありました。

こうなると海から上がってくるところを見てみたくなりますよね。今夜海岸を散歩してみます。

オカヤドカリもいました。

もう一度宿に戻って二度寝します。

イルカ・クジラ・南島

7時に起きて朝食をとり(写真忘れましたが、まあ大差なし)、昼食のパンとバナナをスーパーで買って集合場所の小笠原観光へ向かいます。実はバイクもここでレンタルしています。
この小笠原観光の「イルカ・クジラ・南島ツアー1日コース」に申し込みました。というのも絶景を誇る南島は1日100人でツアーガイド同行でないと行くことができない島なんです。
8時45分の集合で到着すると早速シュノーケル3点セットを渡され、歩いても変わらない距離ですがマイクロバスで港へ向かいます。念のため酔い止めを飲んで、ドリーム号Ⅲに乗り込み南島へ向かいます。
途中でハシナガイルカの群れに遭遇。

これだけ近くにこれだけの頭数がいると壮観ですね!

いよいよ南島に近付きます。

上陸しました~乗ってきたドリーム号Ⅲ。

この入り江の浅いところにもたくさんのネムリブカがいました。

どうしても来てみたかったのですが、期待して来てみるとそれほどでもない気がします。
それよりこのマイマイの化石にはなっていない半化石(そんな状態なのだと説明がありました)がゴロゴロしているのが凄い!

その近くに方角を間違えたか海までたどり着けずに死んでしまった子亀がいました。

南島の丘の上にもたくさんのブービーバード(カツオドリ)がピョコピョコと均等に並んでいて、なんだかちょっとおもしろい。

南島を離れて父島と兄島の間の兄島瀬戸へ向かいます。地図で見ると兄島海域公園のあたりだろうかやたら魚が多い!我々の前にも2隻の船が来ていて餌付けをされている感じです。ここで昼食をとり「食べ残しは海へ投げて良い」とのこと。「バナナの皮は?」「いいよ!」ほんとうか?と思いつつ投げると一気に魚がブわ~っと寄ってきてヘタの部分さえ残らない。
もう水族館のえさの時間とかわらないなぁ~こりゃあ。

昼食が終わるとシュノーケル・マスク・フィンの3点セットを装着し、パンのきれっぱしを受け取って海に入ります。想像していたが入った瞬間に魚にパンをひったくられた! まあいいか~ほかの人のを見ていよう。

今回シュノーケリングで見た中ではここのサンゴが一番美しかった気がします。ただ結構流れが速く泳ぐのに疲れる。
30分ほどで船にあがっているかのポイントへ移動します。
このあたりからiPhoneが水中では全く使えなくなってしまった。

イルカがいるであろうポイントまで行くとシュノーケリング3点セットを装着して待機し船長の合図で海になだれ込んでいきます。そしてイルカが離れてしまうとまた船にあがって移動し待機。再び船長の合図でなだれ込む。5回目くらいだろうか~ついに15頭ほどのバンドウイルカに出会った!
私のフィンの下を何頭ものイルカが通り過ぎる凄い光景が見られた。
あとはクジラが見られれば100点満点だ。

スタッフが集音器を海に入れマッコウクジラの発するクリック音を探す。

これでどの方向の何キロ先かを探せるらしく、向かう方向が決まった。
1時間ほど走った頃にもう一度海中へ入れると鮮明なクリック音で近いことが分かったようだ。
その時に海面にヒレのようなものが2つ見え近付くと青く光る美しいカジキだったそうですが、私は2階へ移動中で見損ないました。
それと同時くらいにマッコウクジラ発見!

6~7mのマッコウクジラ! 近くまできて離れて行った。
少し離れたところに親子で泳いでいるかもしれない別のマッコウクジラを発見。ゆっくり船を寄せていく。

うわぁ~出たぁ~!!

親子ではなかったがこちらも5~6mだろうか、ゆっくり離れていく。

船長が言うには父島と母島の間あたりらしく、このあたりの水深は1000mを越えており父島まで1時間ほどかかるのだとか。

これで100点満点の大満足で島へ帰る途中、ハートロック(赤っぽい岩の部分)のおまけつき。

ここは枕状溶岩がよくわかる。

驚きの4日目夕方以降に続く~。

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