相生山のヒメボタルが終わって1か月後のこの時期になるとホームの元気村の麓のホタルを見に行っています。
子供が小さかった30年前には長久手あたりでもゲンジボタルがいましたが、温泉施設ができたり愛知万博で開発されたために残念ながらいなくなってしまいました。
20年くらい前から星見のついでに「このあたりならいるはず~」と足助から元気村あたりで探していました。小さな川がいくつかあり、そのあたりや田んぼのあるあたりを「車を停めてはライトを消す」を繰り返しながらあちこち探しました。どこも数匹はいるものの大量にいるところはありませんでした。そして10年程前に乱舞とはいえないまでも数えきれないほどのゲンジボタルがいる場所を見つけました。それから毎年のように見に行っているんですが見つけた当初は9割がゲンジボタルで1割がヘイケボタルくらいの割合でした。
これは4年前の写真ですが、大半はゲンジボタルで通路を挟んだ小川のある側です。
それが3年前には急にほとんどがヘイケボタルになりつつありました。そして見られるのも通路を挟んだ小川の反対側の田んぼの畔です。小川の方には少しのゲンジボタルがいるだけでした。
昨晩はおそらく99%がヘイケボタルで1%がゲンジボタルになってしまっているように感じました。
明るく強くゆっくり光るゲンジがヘイケに追いやられてしまったかのようです。
ゲンジに比べて光りは暗くて弱いヘイケですがそれでもたくさんいるのはうれしい限りです。
今後は「ヘイケの里」と呼ぶとしよう。
ただ温暖化の影響で時期が早まっているのだとすれば、来年は6月初めころに確かめてみる必要がありそうですね~忘れないように覚えておこう。
ISO3200で10秒露光でこれだけのホタルが写ります。でも見た感じはもっとたくさん光っている感じです。
10秒露光を45枚比較明合成してみました。450秒(7.5分)です。
これが一度に見えたのなら大変ですが、これほどいるところへ行って見てみたいものです。
この45枚を1秒当たり3枚の動画にしてみましたが、これを見ると活発に飛び回っているのがわかります。
たまたま通った車のライトで私がホタルを眺めているところが写ってしまいました(笑)
折角なのでこれも載せておこう!
たまに飛んできたホタルが服にとまることがあります。その時に「眩しくてゴメンね~」とiPhoneでパチリ!小さなヘイケボタルです。
カエルの声と小川のせせらぎとともに動画をどうぞ~なんとなくホッとした気分になりますよ!
おっと!何か変な声が「ククッ、クククク」と森の中にヴェロキラプトルが潜んでいるかのような~(笑)
元気村の麓には湧き水が出ています。
星見の帰りに空になった水筒かペットボトルがあると汲んで帰ります。
まろやかで美味しい水で、水割りにもよろしいかと。
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