2023年5月2日 SV-BONYの惑星用ズームアイピースの見え具合を試して月を眺めていました。そのついでに少しだけ撮影もしました。望遠鏡TOA130とカメラはASI174MMを組み合わせると月全体がわずかに欠けてしまうので、No.3のクローズアップフィルターをレデューサー代わりに入れてみました。
ギリギリで月全景が入り、気分良く撮影しモニターを眺めていると鳥が羽ばたきながら通過していくのが見えました。「カラスか?」瞬間的に見上げるも姿は見えず、鳴き声を聞こえませんでした。
時間は21:55、実際の動画がこちらです。
この動画を1コマずつの写真にして1/5に間引きして比較暗合成してみました。(103FPS)
なんともきれいにリズミカルに羽ばたいていておもしろいな~と思ってTwitterにアップしてみました。
これがいまだかつてないほどの反響をいただき2,500を超えるいいねをいただきました。そしてこのシルエットの鳥の正体をいろいろ推測いただきました。
その結果をまとめてみると、鵜・カモメ・ハト・ホトトギス・ハヤブサ・アオバズク・ツグミ・サシバ・ゴイサギが1票ずつ、カラス・チョウゲンボウ・トビ・ムクドリがそれぞれ2票、ヨタカ5票という結果でした。
その他にもギャオス・火の鳥・新しい謎の宇宙ステーション・湯ばあば・などもいただき、中でも多かったのがキリトリセン(切り取り線)またはボールの縫い目に見えるとのご意見が7票もいただきました。
大変楽しく拝見でき、いろいろコメントをいただきました皆様に感謝いたします。
私は残念ながら全く鳥に詳しくありませんので正解はわかりませんが、大きい鳥が高いところを飛んでいるという印象でした。方角は南から北向きに飛んでいきました。
実は鳥に限らずいろいろ通過していますので、その一部をご紹介します。
昨年のものになりますが、太陽を撮影中に通過したこの物体は想像がつかず全く何かわかりませんでした。
丸くてもしかしたら本当にUFOか?と思いましたが、その後ある方から教えていただいたのが「気象観測気球で間違いないでしょう」とのことでした。「なるほど!確かにそうだ!!」と納得しました。
その前にはこんなものが太陽の前を通過しました。大きいのと小さいの2つ通過していきます。
写真にするとこんな感じで正体がわかるのではないでしょうか。
どうですか? 実はこれは「とんぼ」で、赤とんぼと呼ばれる「アキアカネ」です。 これはたくさん飛んでいるときでしたのですぐにわかりました。
ISS国際宇宙ステーションの太陽面や月面通過は機会があれば常に狙っていて、ドキドキハラハラで大変おもしろいのですが、これらのように予報なく突然通り過ぎるのもおもしろいものです。
さぁ次は何が通ってくれるのでしょうか~楽しみです。
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