1月11日-12日の木星・火星・金星

太陽系
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1月11日 昼間は春か?と思うようなぽかぽかな陽気で、Windyを見るとジェット気流が少し南にさがり「もしかすると気流が良いのかも!」と期待できそうでした。

19時に帰宅し準備をして望遠鏡のファン全開で順応を待ちます。外気が高いのも幸いし20時には何とか見られそうでした。まずは木星へ向けてみると「うんうん、良く見えるが大赤斑がないのが残念」とりあえず90秒で約8000フレーム撮ってみます。

高度が下がってきているし、今の時期としては良い方だ。
天頂付近の火星はどうだ!

地形が良く見えています。マリネリス渓谷や子午線の湾がよくわかり、アルギューレ盆地あたりに白い雲が目立ちます。眼視でも非常に良く見えています。

12日は日没後はまだ良さそうですが時間とともにジェット気流が北上してくるような予報です。
しかし昼間は昨日より暖かく、冬とは思えないような気温でした。

望遠鏡は出しっぱなしで帰宅時には順応しているはずで、外気と主鏡裏の温度を確認します。
赤が主鏡裏、青が外気温で、差が0.9度ならOKです。この時まだ13.7度もあるとはね~驚きです。
昼間の車の温度計は16度になっていました。

金星の高度がかなり上がってきていますので、一応見てみましょう。

当然ですが模様は何も見えず、ただ左側がやや欠けてきているのがわかります。
もう少し高度が上がってきたら「VENUS-U」の出番です。
さて、今日も大赤斑はありませんが木星を見てみましょう。
「ややや~!」夏の高気圧の中で見ているような落ち着いた木星が視野の中にありました。これはしっかり見ないともったいない!早速接眼部を双眼装置に交換して両目でじっくり眺めます。久しぶりに見た見事な木星を堪能しました。こんな感じでした。

昨日の木星よりワンランク上のような気がします~と思いながらPCのモニターを見ているとどんどん揺れが大きくなって気流が悪化してくるのがわかります。Windyの予報通りなのか~と思いながら火星に向けてみます。

残念!すでに天頂付近の火星もユラユラになってしまいました。
しかし昨日の火星、今日の木星、ともに素晴らしく良く見えていました。

最後に11日のシリウスB、左斜め上にポチっとある小さな星がそれです。
PCの画面をiPhoneで撮りました。

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