最近名古屋では秋晴れの日が続いて、秋らしくなってきました。
太陽
久しぶりに太陽を眺めてみると大きなプロミネンスが出ていました。
しかし、活動領域を伴う黒点は少し見えるだけで穏やかな気がします。
プロミネンスを拡大すると複雑な様子が見えてきました。宙に浮いたものまであります!
なかなか気流も良さそうな気がしますが、惑星はどうでしょう。
月齢0.9
その前に日没前から月齢0.8~0.9の月を探しましたがどうにも見つかりませんでした。自動導入でその位置に望遠鏡を向けているのですが、近赤外で撮ったりしましたが出てきません。
もうこの時点で見つからなければ無理!というぎりぎりのところですが、残念ながら見つけることはできませんでした。
しかし奇麗に晴れています。
土星
日が暮れてまずは土星です。
平均点程度でしょうか~細かい揺れがありたまに大きくピントがボケる塊が通過しています。
カッシーニの隙間から本体が見えています。惑星屋の御大方はA環をも透かして本体が見えている画像をアップされていました。レベルが違いますね~。
木星
土星と同様に細かく揺れながらたまに大きくボケる気流ですが、大赤斑が正面なので眼視ではきれいに見えている気がしました。
大赤斑が見えなくなるまで見送って早々に終了。火星までひと眠り。
火星
2時半に起きてみるとすっかり冬の星座になっていて、1等星がたくさん輝いている中でひときわ明るく天頂付近で火星が赤く輝いています。
今日の見えている地形を「火星くるくる」で調べてみます。
タルシス三山、オリンポス山が見えている!
眼視では眩しくて全然わかりませんが写真にはそれらしく写ってきました。
オリンポス山とアスクラエウス山が赤黒く吹き出物のように見えています。
北極は白くフードをかぶっていますが、この下で極冠ができてきているのでしょう。もうすでに14.5秒角と大きくなってきましたが、最接近の12月1日には17.2秒角までまだ二回りほど大きくなります。
気流次第ですがかなり詳しく見えてくるはずです。
月齢1.9
今日は朝から曇り空で月齢1.9は見えないか~と思って窓から外を見ると、ありました!「意外に太いぞ!」と思えるほど低空でも明るく光っていました。
すぐに沈んでしまいそうで、BORG71FLに一眼を用意して経緯台に乗せてる時間さえなさそう。で、高倍率コンデジで~。やっぱり昨日の0.9を見たかったなぁ~と思いました。
(注)TOPのアイキャッチ写真は実際の太陽と惑星の大きさの比較ではありません。ただ組み合わせただけのイメージです。
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