今日9月16日は幸い晴れていますが「tenki.jp」アプリのこの先10日間の天気予報を見ると、ず~~っと傘マークがついている!「これはまずい!貴重な晴れ間だとするとまずは太陽から見ておかないと!」
「おお~!そこそこプロミネンスも活動領域もあって見応えがある!」
右上の部分が特におもしろい! ギリギリ見えていない向こう側でフレアでも起きているか「サージ」のように見える。
左上は特に普通。
右下は2つの活動領域AR3100とAR3103が見えています。
特にAR3103が白く光って見えています。
左下にも活動領域AR3102が見えていて、そこからウネウネとダークフィラメントが見えています。
おっと、ここでC3.0の小規模フレア発生のメールが届きました。発生時間は1時22分、最大に達したのは1時25分だそうで、ちょうど見始めた頃でした。
先ほどの活動領域AR3103が白く光って見えているのが、時間は数分遅いですが、おそらくこれがそのC3.0のフレアです!
1時33分と1時40分に撮ったものを並べてみました。7分の間にやや光が弱くなっているのがわかります。XクラスやMクラスのフレアの出会ってみたいものです。
続いて可視光でも見てみます。
右上の活動領域AR3098が見えていますね! 拡大してみましょう。
結構たくさんの黒点が集まっていますね。
続いて右下の活動領域AR3100とAR3103の黒点です。
AR3103は細かい黒点がたくさん集まっています。できればミューロンでもっと拡大して見てみたいところです。(ブログを書きながらそう思いました)
続いて左下の活動領域AR3102です。
カメラをカラーに替えて1枚。
実はこの可視光でオレンジ色に見える太陽が好きで、サウザンドオークス社の金属メッキフィルターをずっと使っています。
左の銀色のフィルターがそれです。
今日の太陽面はこの2本の望遠鏡で撮りました。
前半のHαの画像は下のLUNT6㎝ダブルスタックで、後半の黒点を撮ったのは上のBORG71FLにサウザンドオークス社の金属メッキフィルターで減光して撮りました。
Hα太陽望遠鏡のLUNT6㎝はブロッキングフィルターの対物レンズ側にこのような水色のフィルターが入っています。(6㎝に限らずどの口径も同じかと思いますが)
私は10年以上このLUNTを使っていますが、すでに水色フィルターを2回交換しています。なぜこうなるのかは不明ですがフィルター表面が変質しています。
右のようになってしまったら全く太陽面なんて見えません。左の状態でもかなりコントラストが落ちてしまいます。
LUNTの太陽望遠鏡が少しでも見え味が悪いと思われたら、まずはここを疑ってみると案外このようなことがあるのかもしれません。
さて、次晴れるのはいつになるのだろうか~。
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