夏の極上の星空観望地を探す(前編)

星空
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我々「気ままに星空観望仲間」は旭高原元気村が一番よく行く観望地ですが、このあたりでは最高レベルの極上の星空に出会える御岳ロープウェイもよく利用させていただいていました。毎年社長にお会いして駐車場の一部を使わせていただいておりましたが、今年からキャンプ場となり我々が気軽に使わせていただくことは無理になってきました。
他にも茶臼山やひるがの高原あたりもありますが、人が多く混雑するところやトイレのないところはなるべく避けたいと思います。
というわけで、極上の空の新規開拓となりました。
以前から一度行ってみたいと思っていた高ボッチ高原も候補にしていましたが、GPV天気予報を見る限りあまりよくなさそうだったので、今回は徳山ダムあたりを候補としました。

以前にもっと手前の揖斐高原は何度か行ったことはあるし、徳山村がダムに沈む前は何度も河原でキャンプをしていました。オフロードバギーやオフロードバイク、ゴムボート、ドラム缶や薪まで積んでとことんアウトドアを楽しんでいました。冬でも深い雪に雪洞を掘ってそこで寝るとか楽しい記憶ばかりの場所です。
そんな記憶の場所を30年ぶりくらいにあちこちを見て回りました。

まずは、気温40度の名古屋で汗をかいたので、ダムのずっと手前にある道の駅「ふじはし」で温泉に入ってさっぱりします。

ここから少し走ると藤橋城が見えてきます。
この城は実はプラネタリウムでそれほど大きなドームではありませんが大平さんのサインの入った「メガスター」が収まっています。 映し出される星は美しく、プログラムを流すのではなく生の解説で素晴らしいプラネタリウムです。 そして写真には写っていませんが、すぐ横には西美濃天文台のドームがあります。

藤橋城を過ぎるといよいよ徳山ダムがあります。道路からこの巨大なダムは見えなかったと思います。

さて、ここからが星見に適した場所探しです。事前にGoogleマップの衛星写真とストリートビューで確認する場所を6カ所拾い出しました。

①はダムの駐車場です。 ダムの写真を撮っていたら管理の方がクマよけの鈴をカランカラン鳴らしながら近付いてきて「5時半で閉めますよ」ということでここはダメでした。「クマは出ますか?」ってきいたら「たまにね~」と返事が返ってきました!!!!知ってるよ。

②の徳山会館へ行ってみます。

なかなか開けていてよい感じですが、建物が閉まってしまうとトイレがありません。
それと駐車場の入り口も閉められそうでした。

③の郷社白山神社へ向かいます。
ここは結構空が広く、全く明かりがなさそう。道路からも50mくらい入っているので星見の条件は抜群です。ただトイレがない。

本郷地区家並図という石碑がありました。
徳山小学校があります! この小学校から川に下ったあたりが我々がよくキャンプをしていたあたりで、一度大雨でテントがつぶれ、川の水かさが上がってきたのでこの廃校になった小学校に逃げ込んだことがありました。 しかし、廃校は本当に恐ろしく、音楽室の肖像画はそのまま残されており、理科室の人体模型もそのままでした。 真っ暗なためランタンの光が届く範囲は見えるのですが、その先が吸い込まれそうな闇になっています。教室のドアを開けて廊下を見たときの恐怖が突き刺さってくる感じは何とも言えませんでした。外は大雨で雷も光っているし~。 その後何度かこの学校を訪れましたが、ガラスが割られたり、内部が荒らされたりして、挙句窓がふさがれ入れなくなりました。そんなころの写真もあるはずなのですが、それはまたの機会に。

④の山道神社・加茂神社へ行ってみます。

北側の山が迫り、ちょっと狭いです。トイレもありません。

⑤は道路沿いの駐車帯です。

ここにはトイレがあります。ただ道路わきなので車のライトが気になり使えません。
ただ、一晩いて思ったのはほとんど車が通ることがなかったので、ここもありかもしれません。または④の場所からも歩いてトイレまで来れないこともなさそうです。

⑥ここがこの日の集合場所にしていました。
事前にストリートビューでトイレもあり、広さもあることを確認していました。
ここでふと気付いたのが、携帯電話が圏外です! ということはここから場所を変更しない方が良いわけです。
目の前で鳥が鳴いています。鳥は中央あたりの枝の上にいます。(動画です、鳥の声が聞こえるかと思いますので再生してみてください)

周りを見渡すと、西は道路の工事関係の事務所や資材置き場といった感じです。

南側です

北側です。

そしてこれが東側です。トンネルを出たところに街灯があります。

ここから先は道が細く「福井県へ通り抜けできません」と書かれています。ちょっとだけ入っていってみましょう。
湧き水なのか小さな滝があります。(動画です。涼しげな水の音が聞こえると思いますので再生してみてください)

小さな滝の滝つぼを見るといました~イモリです。「アカハラ」かな?

ここまでくるともう徳山湖ではなく揖斐川源流の雰囲気です。

今回はこの場所に決定し、戻って機材の準備をしましょう!
双眼鏡を三脚に載せたところで離れた枯れ木に鵜の巣がいくつも見えました。(iPhone手持ちコリメートで揺れるだけの動画です(笑))

仲間たちも集まってきました。あと一人来て今回は5人で朝まで極上の星空を楽しみました。

後編に続く~!

コメント

  1. 星鳥 より:

    どうも御無沙汰してます星鳥です。
    昨年は御嶽ではお話し等させて頂きありがとうございました。

    あららあの場所キャンプ場になってしまったんですね...
    となるとシーズン終了までならもう使う事は出来ない
    感じでしょうか?今年の晩秋に行こうか計画してました
    が難しそうですね、新たな場所探さないと因みにすぐ
    近くのフライングチャオ跡地行った事ありますか?
    観望地減って来るのは寂しいですよね又機会があれば
    そちらにお伺いした時にはお会い出ればと思ってます。

    • Taizo より:

      星鳥さん ご無沙汰です。
      その節はありがとうございました。

      御岳の噴火以来ツアーバスも来なくなり、観光客も減りかなり厳しい状況だと聞いておりました。
      今の時流に乗った選択肢で、働いている方々にもチャンスだったのでは?と思います。
      我々にとっては不運ですが、仕方のないことで、もはや利用させていただくのは難しいのかもしれませんね。
      チャオは昔スキーにはいっていましたが、星見で行ったことはありませんでした。
      機会を見て行ってみようかと思います。
      乗鞍高原は行ったことがありますが、大きな駐車場で素晴らしい空でした。
      私の方こそ、また信州でお会いできたら~よろしくお願いいたします。

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