都会の空で二重星を楽しむ(前編)

星空
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1月24日 昨夜からの雨が上がり、午後から晴れてきました。
19日に打ちあがったスターリンク衛星群の予報が18:35に仰角25度くらいで木星の上を通過すると出ていました。いつもの平和公園の高台へ会社帰りに寄ってポケット双眼鏡で眺めるも全く見えずの空振り。でもここからの夕方の眺めは最高です。見るものがなくてもつい寄りたくなってしまいます。

しかし綺麗に晴れていて気流も悪くなさそう。
さっさと帰宅して都会でも楽しめる二重星めぐりをしましょう。
望遠鏡をセットして順応中に夕食です。

それほどの拡大率は必要ないので、バローをはずしADC+フリップミラー+ZWO ASI290MCと眼視でプローセル25㎜で112倍をセットします。
眼視で見ている感じで動画と静止画をそれぞれ載せてみます。

リゲル βOri

オリオン座の右下の1等星、0.1等級と6.8等級の二重星です。

トラぺジウム Θ1 Ori

M42オリオン大星雲の中で生まれて、この星雲を照らしているトラぺジウムです。
比較的明るいABCDと暗いEFが見えています。もっと露光をかけるとたくさんの星が見えてきて星団であることがわかります。

メイサ λOri

オリオン座の頭にある3.6等級と5.5等級の離隔が4秒の二重星です。

σ Ori

オリオンの三ツ星の一番左アルニタクの下にある4等星ですが、四重星として見えます。
一番暗い星は10.3等級です。

ベテルギウス α Ori

オリオン座の左肩にある赤い1等星、一昨年2等星まで暗くなり爆発するのでは?と騒がれましたが、徐々に戻ってきました。二重星ではありませんが撮っておきました。

写真で見るとどうってことないのですが、眼視ではオレンジ色で実に美しくキラキラに輝いています。
たまにはきれいな色の星をゆっくり眺めるのも良いものです。

続きはまた~後ほど。

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