最近、宇宙天気予報センターからCクラス、たまにMクラスの太陽フレア発生のメールが頻繁に来ていました。
気にはなっているもののなかなか見るチャンスがなくようやく23日朝に見ました。
Hα太陽望遠鏡を覗いた瞬間「なんじゃこりゃあ!プラージュだらけだ!!」一気にテンションマックスでドキドキワクワク状態に。 これはいつどこでフレアが発生しても不思議ではないと思うとずっと見ていたいと思えます。
これは記録しなくてはとカメラを取り付けて録画開始、その間にフレアが発生することはありませんでしたが冠布を被ってモニターをずっと眺めていました。その動画から取り出した写真がこちらです。
上の写真からも黒点がたくさんあることはわかりますが、Hα太陽望遠鏡を可視光の望遠鏡に取り替えて黒点の様子を見てみます。
いくつの黒点群があるのだろうと思うほどの黒点があちこちにあります。
ホントに見ていて楽しいのですが大きな太陽フレアが発生すると携帯電話やナビなど我々の生活に直結するものにも影響を及ぼす可能性がありますので、手放しで喜んでいるわけにもいかないのかもしれません。
ただ太陽活動が活発になると地球全体の生命活動も活発になり、景気も良くなるかも~って思うのは私だけでしょうか。
おっと!いけない!! 10時22分52秒に中国の宇宙ステーション「天宮」が太陽面を通過します。
ISS TRANSIT FINDERの予報は以下の通りです。
距離は約760kmとかなり遠いため形は見えることはないでしょう。
太陽面に見惚れていたため、準備ができて時報を聞いたのは通過時間のわずか20秒前で、一呼吸して録画ボタンを押しました。
上の方に黒点より小さい切り取り線のように写っている点々が「天宮」です。写っていたコマを間引きして比較暗合成しました。
夜に光っている天宮を狂拡大して撮ると長いボーリングのピンのようなこけしのような形をしていますが太陽面通過は前回もそうでしたが、点に写るだけで長さが確認できません。
これは太陽光が当たる面積を最小限にするために、先端を太陽に向けているのかな?と思われます。
実際はどうかわかりませんが~(笑)
先日手に入れた赤道儀SP-DXの初仕事でした。「いい仕事してますね~」
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