少し前に「SP-DXがやってきた」で紹介しましたSP-DXが完全復活しました。
もともとスコーピオさんの中古品で1軸モーターとDMD-3が付いているものを購入し、その後ジャンクのスカイセンサー3Dを購入し、またスコーピオさんのご好意でもう1つモーターとクラッチも安価に提供していただきました。
さて、赤緯軸にもモーターを取り付けて、まずはスカイセンサー3Dで動くか試してみます。
スカイセンサーに12Vのシガープラグを取り付け、電源ON!「あれ?」電源が入り赤ランプが点灯するが液晶表示が全くでない。 (なぜかプレートが傾いているのが気持ち悪い~)
「だめか~」
であればケーブルを手に入れて、2軸モーターにしてDMD-3を試してみよう。
元スターベース名古屋のI氏が言うには「9Vで使うのが良い、電圧が低くても高くても壊れる可能性が高い、そんなのをいくつも見てきた」とのことでした。12Vを9Vに変換して試してみます。
赤経軸は反応が悪いが何とか回るが、赤緯軸が動きそうになるが動かない!
赤経赤緯を変えて繋いでみても赤緯のモーターは動くが赤経モーターが動かない。DMD-3の赤緯軸に問題がありそうです。
これは手におえないし、ビクセンはたぶん「修理不能」と言われるのはわかっているので、DD-1の修理やWiFiアダプターでgood300speedさんに相談です。
以前に私の初代アトラクスのコントローラーDD-1が反応しなくなり、ビクセンに送るも「修理不能」というだけで代案も何も提示してくれませんでした。ということはアトラクスをあきらめろということに等しいと理解しました。この初代アトラクスも大変気に入って中古で買ったものなのでそんなに簡単にあきらめることはできません。そんな困り果てていた時に某オークションで見つけたのがgood300speedさんでした。その後、街中では自動導入が必要と思い初代アトラクスはE-ZEUSⅡに生まれ変わりました。
そんなわけでDMD-3を見てもらうことにしました。スカイセンサー3Dも見てみましょうか?とおっしゃっていただき一緒に送りました。
スカイセンサー3Dは内蔵電池からの液漏れが酷く、周りの電子部品や基盤が腐食してCPUも起動していないとのことでした。
中をあけるとこんな感じです。
ここまで腐るか!っていうほどにボロボロになった内蔵電池。
スイッチや接点まで電池から漏れ出した液で腐食しているのがわかります。
もうこれはどうしようもないですね。
幸いDMD-3はハンダの剥離があった程度と、押しボタン4つの接触が悪いので交換で済みました。今回も非常に安価に修理をすぐにしていただいて送り返していただけました。本当にありがたい限りです。
さあ、SP-DXがこれで蘇るはずです。
とりあえずモーターにつないで回してみます。
よし!ちゃんと回る!! まずはこの錆びたネジで赤経側のモーターを取り付けます。(後ほどワイヤーブラシで錆取りします( ̄ー ̄)ニヤリ)
その後イモネジ4本で嚙み合わせを見ながらモーター固定します。
赤緯側も同じです。
歯車部分にカバーを取り付けて完成。
これで自作ピラーに載せてみます。
自作ピラーと赤道儀の接続が弱いので、このあたりをお正月休みに作り直そう。
きっとこのSP-DXはこの先力を発揮してくれることでしょう。
もし、古い赤道儀のコントローラーなどの故障で困っているようなときや、オートガイド化などgood300speedさんにご相談されると解決するかもしれませんね。
コメント
あ~、言葉足らずでスミマセン。
1軸使用では9Vが良いと思いますが、2軸で使う場合は良く分かりません。(汗)
2軸使用でしたら12Vでも良いかもしれませんね。ドライブ時にコントローラーの発熱さえ無ければ。
DD-2なんかは火傷しそうになるくらい発熱してたっけ(と遠い目)
ありがとうございます!
いつも助言いただき助かっています。
とりあえずは9Vでよいですよね?きっと。