初代アトラクスと並んで誉れ高きビクセンSP-DXを手に入れました!
40年近く前の手抜きのないしっかりした作りの良さが見えてきます。
Twitterで「もし分解整備するのなら、慎重に!非常に高精度に加工されててかつ、ベアリングが有りませんので、グリスをキッチリ塗布して慎重に組み上げないと、少しでも傾いて入れてしまって齧ったら2度と外れなくなります。GP、SPとはまったく違います。軸体とウォームホイールだけでGP本体より重いです」と教えていただきました! 元スターベース店長のIさんからもそのような話はいろいろ聞いていました~これは簡単にばらしてグリスの入れ替えは考えない方がよさそう!
ざっと外観を見てみます。
1軸モーターが付いていてコントローラーはDMD-3です。
バランスウエイトは2.8㎏が2個。極望もついているし、大きな傷はない。
しっかりした太い木製三脚がいかにも赤道儀の精度の高さを物語っていそう。
モーターとコントローラーがちゃんと動くのか? 6V・センターマイナスのACアダプターを繋いでスイッチON!パイロットランプが点灯し「お~動いた」!
とりあえずはアリミゾを取り付けるよう工作です。
この中央の丸い部分はφ75㎜、深さ12㎜で、そこの4本のネジでプレートを固定し、そこにアリミゾを取り付けます。両側の鏡筒バンドを止めるネジは不要なので取り外します。
ちょうど手元に何かに使った12㎜厚のアルミ板がありましたので、これを使いましょう。
このアルミ板の角をグラインダーで切り落とし、丸くなるよう削ります。
ちょっと不格好ですが、見えなくなるのでまぁ良いでしょう。
続いて、まずは固定用の4カ所にM6.5で穴あけ!そしてネジの頭がプレート内に収まるように13㎜のドリルで穴を6㎜の深さまで広げます。
このようにネジの頭が飛び出すことなくプレートが固定できます。この4本のネジがM6ではなく1/4インチなのも驚きでした。このネジも買い置きがあってよかった~1本黒でしたが。
これにアリミゾ取付用のφ7㎜の下穴を2カ所あけ、M8のネジを切れば出来上がり!
SP-DXを手に入れた後「そういえばスコーピオのジャンク箱にスカイセンサー3Dがあったな~」と思い出して買いに行きました。その時に「あとモーターがもう1個あれば使えるかも~」と言っていたらゴソゴソと奥からモーターとクラッチを出してきてくれました。
これで役者がそろった気がします!
さぁ果たしてプレートの傾いたジャンクのスカイセンサー3Dがちゃんと動くのか?
続きはまた~。
コメント
SP-DXですか~。
面白いものをGETしましたね。おめでとうございます。(笑)
MTモーターはDC6Vだと結構振動が出ると思いますので、DC9Vで使えれば良いんですけどね。
カタログスペックでは一応DC12Vまで対応してますが、ICがイカれたコントローラーを多々見てきた者としては、6Vの低電圧が原因なのか、12Vの高電圧が原因なのか、怪しくも不明な点が多いので、私は極力9Vで使うようにしています。
さて、スカイセンサー3Dの超低速導入に気持ちが耐えられるかしら。(笑)
追記です。
スカイセンサーはDC12Vで。 (念の為)
ダメっぽい!やはり0.5kジャンクだった!電源は入るが液晶表示が何も出ん。
なるほど~9Vで使うようにします!コントローラのどこにもセンターマイナスと書いてなくて、危うく間違えるところでした! 32倍速~。
液晶は、どっかに濃度調整用のボリュームが有ったような・・・
(うろ覚えで申し訳有りません)
左上に照明の明るさ調整はあるんですが~液晶の濃度調整は見当たりませんでした~。
[…] 少し前に「SP-DXがやってきた」で紹介しましたSP-DXが完全復活しました。もともとスコーピオさんの中古品で1軸モーターとDMD-3が付いているものを購入し、その後ジャンクのスカイセンサー3Dを購入し、またスコーピオさんの好意でもう1つモーターとクラッチも安価に提供していただきました。さて、赤緯軸にもモーターを取り付けて、まずはスカイセンサー3Dで動くか試してみます。 スカイセンサーに12Vのシガープラグを取り付け、電源ON!「あれ?」電源が入り赤ランプが点灯するが液晶表示が全くでない。 (なぜかプレートが傾いているのが気持ち悪い~)「だめか~」 […]