きれいに晴れた9月9日・10日

太陽系
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8月から9月にかけて本当に雨が多くて気が滅入ってくるほど。
9月9日朝はまだ雨が降っていましたが午後から急速に晴れて、夕方にはきれいな青空になりました。
太陽が出ていてもあのあたりに金星があるはずと双眼鏡を向けると白く輝く金星が飛び込んできます。
望遠鏡のファインダーでもしっかり見えています。

青空の中ですが金星が非常に明るいためバックは夜のように黒くなります、ほぼ半月状です。

続いて水星を見ます。さすがに青空の中では見つけるのは難しいので金星で同期して自動導入です。
金星でピントを合わせてありますので視野に入ればすぐにわかります。

ここまで見て、撮影して、すぐに西の空を見渡せるいつもの平和公園の高台へ行きます。
まだ日没直前でした。太陽のすぐ左に名古屋駅の高層ビル群が小さく見えています。そこに重なるように栄のテレビ塔が双眼鏡で確認できます。数年後、栄の高層ビル計画が完成するとここからは名古屋駅のビル群を見ることができなくなるのかもしれません。

もうこの時すでに月と金星が肉眼で見えていました。飛行機がオレンジ色の雲を引きながら飛んでいきます。


ここから1時間半ほどで月が沈んでいくのを見送りました。月は名古屋駅の高層ビル群のすぐ左側の養老山地の山に沈みました。

こんなにきれいに山へ沈んでいくのははじめてみました!

少し時間が戻りますが、夕焼けの中で月と金星のほかにも水星とおとめ座のスピカが見えていました。

月が沈むのを見届けてからゆっくり帰宅し、夕食後木星を眺めていました。気流はまあまあ良く細かいところまで良く見えていました。ちょうど衛星エウロパが木星面を通過中でした。もう少し待つとエウロパの影が木星面に落ちてきたでしょう。しかし明日朝4時半起きなのでここらで終了。

日付は変わって10日4時半に目覚ましで起こされベランダに出るとまだしっかり快晴のままでした。
目的はカメラを新しくしてまだISSは一度も撮影できていませんでしたので、仰角50度・距離550㎞ですが試す価値は十分です。寝る前に準備はしてありましたので、起きてピントの確認だけです。
4時50分北西の空から見え初め、北極星の上を通過して南東の空へ飛んでいくISSを追いかけます。
写っていたコマを1秒当たり30枚の動画にしたのがこちらです。

1枚づつ見てもこの距離で良く見えていると思います。 次回は400㎞ちょっとの天頂通過を狙います!

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