星から少し離れますが、感動的な景色に出会いましたので残しておきます。
昨年会社の大先輩のOさんの写真好きな奥様から「ツバメのねぐら入り」が名古屋市内の私の自宅から車で20分くらいのところで見られると教えていただきました。
名古屋市天白区の住宅地にある、ここ細口公園は以前にツバメのねぐらになるヨシが枯れてしまい地元の方々の努力によって再生し、10年程前からツバメが戻ってきたとのことでした。
ツバメは春にやっ、夏にかけて軒下などで巣をつくり子育てをして、夏の終わりから秋にかけてかけて南へ渡っていく前に大集団を作りそれに備えているのでしょう。夕暮れ時にツバメが舞い飛び、一斉にヨシ原に舞い降りて眠る「ツバメのねぐら入り」は圧巻でした。
日没頃から集まってくるとのことで、日没30分前の18時頃に行ってみました。 ヨシ原が茂り横には広場とテニスコートのある公園です。 到着すると出ているところは目だけの完全武装の女性がカメラを準備していました。そうか~蚊が多いのか~と気が付いたときには仕事帰りの半そでのワイシャツ姿のなめた格好の私は集中砲火を浴びていました。
ここで薄暗い中を高速で飛び回るツバメを止めるのに、高感度になれた我々星屋の使う明るいレンズや感が役に立ちます。特に動画はスターリンクトレインのために購入した30㎜/F1.4が活躍しました。
日没後コウモリが飛び始めてしばらくすると、5羽、10羽とツバメが集まってきて、2・3分で集団になって高いところでぐるぐる回っているように飛んでいます。
その後もどんどん集まって正にツバメの大集団ができてきました。
高速で飛び回っていてよくぶつからないものだなぁ~と感心してながめていると、どんどん急降下をはじめヨシ原へ降りていきます。ハラハラと降ってくるように降下してくる様子が動画を見ていただくとよくわかります。
コオロギの鳴き声とツバメの声聞こえましたか?
集まり始めて15分くらいでほとんどがヨシ原におりていったようで、空に大群はいなくなりました。
そしてカメラをヨシ原に向けると、いるいる!いっぱいいる!!
虫などお腹いっぱい食べて体力をつけ、ゆっくり休んで南へ渡っていきなよ~!
来年春には無事に戻ってくるんだよ~! と心の中で叫んでいました。
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