8月7日20時ころから雲が切れはじめ晴れてきました。
土星に望遠鏡を向けてみると気流が悪すぎてユラユラ、アークトゥールスやベガを見てもキラキラと瞬いていてこれはだめだと判断。「晴れてくるのにもったいないな~」と思い、コロナ禍になって1年以上行っていないホームの元気村に行ってみようかと思いました。
「双眼鏡とカメラだけで、天の川を見に行こう」と決めて日付が変わる夜半前に出発し、深夜1時前に到着。コロナ禍前の新月期なら行けば必ず何人か気ままメンバーがいて、手ぶらで行っても十分に楽しんで帰ってこられるのですが、さすがに誰もいません。しかし、空を見上げると自宅から1時間の元気村ですが天の川が見え、美しい星空「ここの空、まだまだ奇麗だ!」。
ソフトフィルターを入れて少し星座の形をわかりやすくします。
少し左に寄ってしまいましたが、デネブ・ベガ・アルタイルの3つの星を結ぶと夏の大三角です。
天の川はわかりますか? ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)の間を通ってデネブの方へ流れています。
この写真の中に小さなかわいい星座が2つや座といるか座も写っています。そして小さくて非常に楽しいのがコートハンガーと言われる星の並びがあります。双眼鏡で見るとこんなハンガーのような並びが見えます。
もう1台のカメラを車の屋根の上に置いて空全体を撮っていました。真ん中に天の川が流れています。
ここに到着して15分後には東からガスが流れてきてわずか数分でガスに包まれてしまいました。30秒露光を16枚つなげてみた動画がこちらです。
久しぶりに来たいつもの観望地、ホームの元気村で滞在わずか15分ですが、天の川を独り占めして撤収しました。
追加:上の写真で使った円周魚眼はアマゾンで買ったMEIKEというミラーレス専用の非常に安価なものです。金額のわりに結構使えるな!と思いました。
コメント