3月23日は暖かく桜もかなり開いて、ベランダで遊んでいても寒さを感じないほどでした。シリウスの瞬きもわずかで気流は良さそうでした。
帰宅してまずは望遠鏡を順応させながら夕食を取ります。
主鏡裏の温度14.0度、外気14.1度とばっちりです。
まずは5.6秒角と非常に小さくなった火星に向け、アイピースを覗きます。
「お~揺れが小く、表面の模様が何やら見える!」早速カメラに切り替え撮影しました。
19時と20時に撮って並べると火星の自転がまだ十分にわかります。
続いて真上にある月に向けます。
まずはこのコペルニクスに向けるのはお約束のようなものです。これは上の火星と同じ拡大率で撮っています。いかに火星が小さいかがわかります。
続いてプラトーです。このクレーターの平らな底に小さいクレーターがいくつ見えるか? 今これは5つくらい見えていますが、眼視でも条件がそろえば見えてきますが、なかなかここまでは見えません。
続いてシーズン終わりかな~とオリオン座のリゲルへ。目的はリゲルBです。
まずは動画で、その下に静止画があります。
そしてシリウスBもまずは動画で、その下に静止画があります。
ここまではC11+2倍バロー、カメラはZWO ASI290MC(月は290MM+近赤外フィルター)で同じ拡大率で撮っています。
最近購入したZWO ASI183MCでバローをはずして一番広く撮ると月面がこのくらいの広さで撮れました。
これも良いですが、私はやはり狂(強)拡大が好きかなぁ~!
前日の22日は小惑星ベスタを見ていました。
しし座の腰のあたりで6.5等級と少し空が暗いところなら双眼鏡で見える明るさです。2等星がやっとの名古屋市内では残念ながら双眼鏡で見えませんでした。真ん中の4つ並んだ明るい点が小惑星ベスタの1時間ごとの動きで、これだけの動きを記録するのに3時間もかかってしまっています(笑)
この写真はFC-125+EOS80Dに光害カットフィルターを入れて撮っています。
実はこの小惑星ベスタは初見でした。
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