前回2014年5月に行って以来、もう一度南の空が見たい、どうしても見たい「南天病」が再発したようです。そんなところに前回のメンバーから「2016年3月6日~13日で行きませんか~?」との連絡があり二つ返事でオーストラリア行きが決定しました。しかし英語堪能な1人が仕事の都合で行けなくなり3人でも良いかと思っていましたが、気ままに星空観望仲間の何か国語もしゃべるW氏に声を掛けたところこれまた二つ返事で同行することになりました。
これで眼視メイン2名・写真メイン2名の4人が揃いました。
今回は現地で40㎝ドブソニアンが使えるので、それに合わせたアイピース・フィルターなどを準備しました。
3月6日出発~現地ロケハン
現地は夏のはずなので着替えはTシャツとか軽装で済みますが、今回も荷物がやはり50kg近くになってしまい成田までは車で向かいました。成田~ゴールドコーストはジェットスターの今回はエコノミーで節約しました。
今回は2回目で多少慣れたこともあって、夜中の星景写真を撮ろうとあちこちロケハンにも動きました。水面に映った南十字いいね~、十字架の上の南十字も!なぜここにピラミッドが?オーストラリアならではの道路標識もありました。
今回の観望機材は40㎝ドブソニアン、25㎝ドブソニアン、宮内10㎝対空双眼鏡とこの上ないほどの最高の機材。私が日本から持って行ったのは手前にあるガイドパック三脚に乗ったAZ-EQ5赤道儀とBORG71FL、ポラリエと青い星図台と星図、カメラ2台と広視界アイピースとフィルターでした。
最高の星空
やはり前回同様に満天の星空がここにはありました。 昼間にロケハンしたところで星景写真も大成功!
危険な動物がいないし、田舎なので夜中に出歩いても人に出会うこともなく安心して写真が撮っていられました。ただ本当に危険がないかどうかはわかりませんので、念のため。
今回は仲間の1人があの超高感度のSONYのα7sの改造機を持ってきていましたので、40㎝ドブでISO40万超で動画を撮ってみました。オメガ星団とタランチュラです(改造機のため赤っぽいですが)。
ツインスターゲストハウスが進化
前回行ったときには何もなかった隣の敷地に、今回は観望や撮影のためのスペースが建設途中でした。
より快適に星見ができるようにコンクリートの土間が打たれ、機材を収納するスペースや休憩室まで完備されるようです。
バランスロック
前回も行ったギラウィーン国立公園ですが、前回はどこにあるのかわからなかったバランスロックを見るため今回も岩山ハイキングです。
やっと見つけました!岩山の頂上にありました! 前回どうしてこんなに目立つものが見つけられなかったのか不思議なくらい当たり前にそこにありました。よく転げ落ちずにここに立っているなぁ~押したらゴロンと落ちるんじゃないか?と思われるほどです。
今回外食で食べたランチはこんな感じでした。
最後にゲストハウスの紹介をすこし。
オーストラリア クィーンズランド州バランディーンのツインスターゲストハウス。
オーナーは日本人のご夫婦がやっておられ、ここにいる限り海外だということを忘れそうです。基本は1泊朝食付きで夕食はオプションでお願いします。 朝食を夜食にしてしまい、お昼まで寝ているのが常で、その後ランチを食べてブラブラして暗くなると星見の幸せな毎日です。 周りにはワイナリーが多くあり、美味しいワインがいただけます。 実は前回捨ててきたと思っていたTシャツや靴下が洗濯して保管してくれていて、常連さんには次回荷物が減らせるようとの配慮をしていただける日本人ならではの素晴らしいおもてなし宿です。
1週間滞在し夕食も付けて、望遠鏡も使い放題で4万円でおつりがくるなんて嬉しすぎて涙が出ます!
ただ、水道はなく雨水を貯めてろ過して使っていますので、シャワーなどお湯になるまでバケツにためてトイレに使うとかの節水が泊まる側には必要と思いました。
今回も1晩曇った程度で大満足の南天大遠征でした。
空港へ向かうゴールドコーストの海岸です。
コメント
あれからもう4年ですね。懐かしいです。
もっと他に空の良いところは有りますが40cmが自由に使えるのが一番ですね。
また行きたいな。
やはり40cm他の機材があるのが最大の魅力と日本語で良いのがありがたいですね。
あっという間に4年が経っていてビックリです。
行けるようになったらもう一回行きましょう!