最近またかなり太陽フレアが頻発しているようで、もしかしたらフレアに遭遇できるかも~と1月9日10時頃から太陽面を眺めていました。
まずは可視光で黒点観測、望遠鏡はタカハシFC-125にソーラーフィルターを取り付け安全第一で。
6つの黒点群があり、他にも小さな黒点ができてきて活動が活発な様子がわかります。
大きな黒点群を拡大して見てみます。
続いてLUNT6㎝太陽望遠鏡に乗せ換えてHαで太陽面を見てみます。
右上のプロミネンスが高くまで上がっています。
3181群・3182群でも今にもフレアが発生しそうでドキドキしてきます。
上の写真の縁ギリギリにある活動領域3184群は少し前にXクラスのフレアを発生していたので、11時前から1分間隔で3000フレームを自動で撮影していました。
その撮影中に動きが見えました!
あとから届いたメールがこちらです。
見ていただくとわかりますがこんなにもフレア発生のメールが届いています。その真ん中の1通のメールの内容がこちらです。
このメールによるとC5.7のフレアが10時56分に発生し、11時7分に最大に達していたそうです。
まさにこの時間に撮影を開始し、フレアを捉えていました。
できればもう10分前から記録できると良かったのですが、それでも十分に変化がわかるかと思います。
寒い冬は日向ぼっこ方々太陽を見ているとこんな面白い場面にも出会えます。
できればMクラス、Xクラスのフレアを目撃したいものです。
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