4月8日 朝早起きしてマンションの階段からパンスターズ彗星(C/2025 R3)を見ようと思っていて、目が覚めたら5時!すでに明るい!! 見ることができなかったことで何か胸につかえている気がしていました。 お昼ごろに「同室のKさん」に「明朝見に行かない?」とlineをするとすぐに「いいね!今晩飲み会だけど!!」との返事。 さすがに飲み会後の運転はまずいので0時に私が迎えに行くことにしました。
行先は愛知県内最高地点の茶臼山、以前にアイソン彗星の時から東の空を見ると気に使っている「南信州山岳展望駐車場」。ここからは南アルプスの山々が雄大に見える素晴らしいところです。

平日といえどもきっと先客がいるだろうと思っていましたが、誰もいませんでした。標高は1200mくらいで到着時の気温は3度とさすがに寒い。
私の機材はポラリエにEOS6DとEOS80Dの2台載せ。レンズは6Dに16~35㎜ F2.8ズーム、80Dには135㎜ F2.8でそれぞれがかなりの重量になり、ポラリエの荷が重いです。

同室のKさんから教えていただいたカメラ回転リングを装着していきました。
これが便利で役に立ちました!

そして双眼鏡は昨年大鹿村の観望会の時にお譲りいただいたビクセン20倍80㎜をZERO経緯台に載せています。

そして忘れてはいけないSeestar S30という布陣です。
下弦前の月が高度は低いが明るく照らしています。

こんなにしっかり影ができてしまい、天の川がほとんど見えない空です。

到着してすぐに気が付いたのはやたら明るい人工衛星のフレアが頻発していたことです。
ああ~久しぶりに「スターリンクの舞」だなぁ~と一応は記録しました。

3時すぎ、そろそろ見えても良いころ~とぺガススの四辺形の見えているだろう上の2つを探します。
同時にSeestar S30も起動し、パンスターズ彗星へ向けます。
Seestar S30が「視野中心に入りました、オートフォーカス中です。」と言っている。やはり早くて正確だな!
あまり露光時間を長くすると彗星が動いて線になってしまうので2分で止めてみた。

わぁ~人工衛星が通過している! 薄い尾が上の端まで伸びているようだ。 このまま露光を掛けると尾が切れてしまうので、彗星の核を左下へ移動させて撮影開始。

四辺形の一番上の星と、その右の2つ並んだ星が双眼鏡に入ってきました。
その2つの星を頼りに下がっていったあたりにいるはず。だが手持ちの8倍30㎜の双眼鏡では見えてこない。
すると20倍80㎜を使って探していた同室のKさんが「いたいた!」と。
覗いてみると確かに彗星状のものが見える。
双眼鏡の接眼レンズにiPhoneのカメラを押し付けて撮ってみると「おお~間違いない!!」

しかし20倍の双眼鏡の視野の中をいくつもの人工衛星が通過していって、ついそちらへ意識と視線がいってしまう。多いときは3機も同時に視野の中へ入ってくる、ああ~邪魔くさい。
スターリンクの舞を撮っていたのを終了し、2台のカメラをパンスターズ彗星へ向ける。
目印の2つ並んだ星がピンクの破線の丸、そこから下へ下がって水色の矢印が目的のパンスターズ彗星。

カメラ2台ともF3.5 ISO1600 露出15秒で連写していく。
135㎜で撮った写真を6FPSで動画にしたものがこちらです。
おびただしい数の人工衛星が通過しています。
175枚から人工衛星が写り込んでいない写真12枚を選び出してコンポジットしたものがこちらです。

スッと細い尾が画面の上の方まで伸びているいるのがわかります。
モノクロにして反転するとわかりやすいのかも。

そしてこちらがSeestar S30が撮っていたものです。

26分も露光するとやはり核が伸びていますが、尾ははっきりしています。そして人工衛星は目立たなくなっています。 天体観測ロボットといっても良いくらいのSeestar S30さすがです。
気が付くと4時半、山の稜線が明るくなっていました。

それと同時に喫茶「同室のK」が開店です。
お湯を沸かして豆を挽いていい香りが漂ってきます。
朝食にスコーンとパンを買っていったし、マスターの同室のKさんも北海道黒ゴマスィートポテトなるものを出していただき大満足な遠征でした。

日の出を拝んで下山しました。 久しぶりの貫徹でした~



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