昨年2024年は「星ナビ」に8ページの原稿の依頼を受けて掲載していただき、皆既日食も無事に見ることができ、そのついでにメキシコの太陽のピラミッド・月のピラミッドも見ることができ、最高の1年でした。
そして今年はここにきてなんと天文ガイドの表紙に掲載という大ニュースがやってきました。
8月20日、星仲間のNさんからの連絡で、巨大なプロミネンスの変化を捉えることができ、これなら「観測の部」で掲載されるかも~とプリントを依頼し、応募することにしました。
その時の観測の様子はこちらです。
プリントの仕上がりがつぶれていて気に入らないなぁ~と思いながらも応募用紙を記入してポストに投函しました。
投函してすぐに、天文ガイド編集長から「巨大プロミネンスの写真を使わせていただきたいので後ほど電話します」とメールをいただきました。「え!なになに?もう届いたのかな?もしかしたら詐欺?」と思いました。
それからずっと電話を目の前に置いていると、本当に知らない番号からかかってきました。
「天文ガイド編集部のKです」「えええ~マジか!」とは言わなかったと思いますが、何をしゃべったのかよく覚えていないほどテンション爆上がりでした。
ただ覚えているのは「プリントの状態が良くないのでデータで送りなおしても良いでしょうか?」と聞いたところ「応募いただいているんですね、見てませんでした。疑似カラーのものと変化の様子を送ってください」とのことでした。応募したのはモノクロだけで疑似カラーのものは応募していなかったことに気が付きました。 ということはSNSかブログで見つけてもらえたんだ!そしてとにかく表紙に使ってもらえるんだ! いまだかつてない快挙だぞこれは!!
そう思ったのもつかの間、日が経つにつれて「夢だったんじゃないのか?自分の目で見るまでは信じられないなぁ~」とだんだん不安になってきて、確認できるまでは人には言えないぞと思っていました。
さて、10月3日昼食ついでにドキドキしながら本屋さんへ行ってみます。

あった! 夢じゃなかった~やった~!!
すぐに手に取ってページをめくると「おお~ちゃんと名前も撮影データも載ってる!」

おお!いいね!!
もう1ページめくると

じゃじゃ~ん!ありました! これだけで1ページ使っていただいています。
いち読者として、またいち観測者としてこんなうれしいことはありません。
星に興味を持った小学5年生くらいから買っていた「天文ガイド」の表紙に半世紀以上経ってとうとう載りました!(途中25年くらいのブランクはありました)
そして小学校の卒業文集に「将来の夢・天文学者になる」と書いていました。
勉強ができるわけでもないので学者にはなれませんが、子供のころに欲しかった赤道儀や大きな望遠鏡ももっているし、星仲間たちと夜な夜な楽しく遊んでいて、結構夢に近いところまできているぞという気がしてきました。
小学校・中学校の同窓会ライングループにこの快挙を投稿したところ、当時一緒に星を見ていた数人が一気に盛り上がってくれました。
気ままに星空観望仲間のライングループもこの巨大プロミネンスを見るきっかけを作ってくれたNさんが「天文ガイドの表紙に載りましたね!」を筆頭にメンバーの皆さんからたくさんのおめでとうをいただきました。
XやFBでも多くのコメントをいただき、ありがとうございます。
ホントいろいろな仲間に感謝です。
そう言えば初めて星ナビに写真が掲載されたときのことを思い出しました。
応募したわけではなくアストロアーツのギャラリーに投稿したところ、編集長から「ケアンズの日食の写真を使わせてほしい」と電話をいただき、この時は嬉しさのあまり勢いで「現地で配ったステッカーも載せていただけませんか?」と無理を言って載せていただきました。

この時からもう13年も経ち、これまでにたくさんの写真を掲載いただきました。
でもまだまだチャンスを見つけて楽しみながら頑張ります!!
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