ISS を追う!(2025.10.01.)

人工衛星
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久しぶりに仰角68度と追いかけるにはちょうど良いISSの通過が10月1日にありました。

午前中は小雨がパラパラしていましたが、午後から晴れてきて良い天気になりました。
いつも通りタカハシTG-L経緯台にミューロン180を載せ、カメラはZWO ASI290MCを取り付け、ちょうど南中あたりの半月でピントを合わせます。

経緯台のためいつもは北極星の伴星でピントを合わせますが、まだ空に明るさがあるため北極星が見えず月で合わせました。
そして対角魚眼レンズを付けたカメラをISSの光跡を記録するために準備をしました。

ISSが昇り始めたであろう18時23分、光跡を記録するカメラのシャッターを切り始めます。
そしてISSを目視で確認し、40度くらいまで昇ってくるのを待って録画ボタンを押して追跡開始。
ISSは高度が上がってくるに従って明るくなり、ぐんぐんスピードも上がってきます。
そろそろ最高点であろう68度を超えたあたりから高度が下がって行くのがファインダーの十字線を見ながら追跡しているとよくわかります。
すると「ウォ~光った!!」突然鋭く光りフレアが起こりました。
その様子をぜひ動画で見てください。

後半にラジエーターが強く太陽光を反射しているのがわかります。
動画から写りの良さそうなところを切り出して並べました、一番最後がフレアを起こしていた時です。

こちらはもう1台のカメラで撮っていたISSの光跡です。

この写真でも少しですが光跡が太くなり、フレアが起きているのがわかります。

写真ではこの程度ですが、ファインダーを通して見ていると明らかに輝くのが良くわかりました。

スターリンクの舞

昨年「星ナビ」で紹介され、私もおもしろそうだと「スターリンクの舞」を捉えました。

1週間ほど前から21時頃に西の空でスターリンクのフレアらしきものがちょいちょい見えていたので、きっとこれだろうと20時45分くらいから30分ほど撮影してみました。

やはりたくさんのスターリンクが舞っていました。
「太陽が地平線下-35°から-45°ほどにあるとき、太陽の上方45°から50°の位置でフレアが起こるらしい」ので、C/2025 A6 レモン彗星が西の空にまわってきたときにこれらの光に重なることはないとは思いますが~邪魔すんなよ!


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