今回の遠征では40㎝ドブソニアンとSeestar S30のコラボ観測以外にも2つ試してみたいことがありました。
1つ目は6年前に「ブラックホールで話題になっていたM87から噴き出すジェット」が話題になり、はじめて大鹿村へ行った2019年4月27日にかろうじて写真で確認ができました。
当時も今と同じ40㎝自動追尾のドブソニアンを使っており、そこに一眼レフを取り付けて撮ったこの写真でした。この時は写ったことで大満足でした。
今回はもう一度このジェットにチャレンジです。

今はCMOSを使っているのでもう少し何とかなるのでは?と思った次第です。
お手本になるのはESO(ヨーロッパ南天文台)のこの公開画像!

お手本と画角を合わせてみましたが、ん~、多少は6年前より進歩したかなぁ~。でもピントも甘いし~これはまた次回再チャレンジです。

せっかく準備をしたのでこのカメラでM13とM57も撮ってみました。


M13とM57は想像通り写りました。
そしてもう一つの試してみたいことはシグマ30㎜ F1.4の明るいレンズにZWO ASI187MCカメラを取り付け、天の川の動画を撮ってみるものです。

個の天の川の濃いところへ向けてみます。

PCのモニターを見ながらゲインとシャッタースピードを調整していきます。
確かに天の川がしっかり見えている静止画のように見えますが、Gain=450(Max)Shutter=1.00sでした。1FPSの動画ではここにスターリンクの銀河鉄道が通過したとすると光の線が1秒ごとに大きく移動していくだけでまったくおもしろくもありませんね。せめて20FPSくらいでこのくらいの明るさが欲しいものです。要検討!!
今回、開田高原遠征はずっと快星で十分に楽しむことができ、同行の楽しい仲間たちに感謝です。
寒くてほとんど眠ることができませんでしたが、太陽の光を浴びるとホッと一息でした。

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