SV-149 天文工作 動画カメラ

機材
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カメラレンズが望遠鏡に早変わり~というアダプター「SVBONY SV149 一眼レフカメラレンズ TO 1.25″アイピースアダプター キャノンEFおよびEF-S用」を購入してみました。
望遠鏡にしたいわけではなく明るいカメラレンズに手持ちのCMOSカメラを取り付けてみたかったわけです。
例えば今までスターリンクの銀河鉄道を撮影するときはカメラはキャノンEOS80D、レンズはシグマ30㎜/F1.4 またはシグマ135㎜/F2.8を使っています。この組み合わせでISO12800で動画撮影をすると必然的にシャッタースピードは1/30秒より早くはできても遅くすることができません。動画としてはその方が美しいわけですが、満天の星空の中を走っていく銀河鉄道を動画撮影しようとしても1/30秒の露出では暗い星が写ってきません。何とかしようとしてもEOS80Dの動画モードではどうしようもなく、連写してタイムラプス動画にするしか方法がないような気がします。(ほかにあったらごめんなさい)
そこでCMOSを使えばザラザラ覚悟で感度を上げることもできるし、カクカク覚悟でシャッタースピードを遅くすることもできる!
これを試してみようと思いました。

50x50x50㎜のカギ形のアルミアングルを¥502(送料無料)の申し訳ないような金額で、しかも再配達してもらい準備完了。

手元にあった40φのアルミの円柱の中心に印をつけます。

ここにW1/4のカメラネジを開けたいので5㎜のドリルで下穴を開け、タップでねじを切ります。

カギ形の3㎜厚のアングルは41㎜のホールソーで穴を開けます。

この2つの部品をつなげる穴を3か所あけ、円柱の方はM4のネジを切り完成です。
M4のタップが見つからず、スパイラルのもあったけど折ってしまった記憶があった。
仕方なく昔買った超安物タップ・ダイスセットのM4タップを使ってみたら全然切れない! 穴の入り口がモゾモゾになるくらいゴリゴリしても歯がかからない~やっぱゴミか~。
ここで作業を中断して奥様と買い物ついでにホームセンターへ寄り、ピッチが0.7と0.75があり、どっちだ? ネジの棚を見に行くとM4 P0.7と書いてあったので0.7のM4タップの3本入りを購入。
ちゃんとした金額のタップはサクサクと気持ちよく切れ、無事に完成!

三脚に取り付けるとこうなります。

さてどんな感じでピントが出るのかまずはズームのワイドレンズでQHYのカメラで試します。

このカメラは差し込みの位置を自由に変えられるので簡単にピント合わせができました。ただ、どうも緑色っぽく写るのが好きではない。

続いてサムヤンの魚眼レンズにZWOのカメラを付けてみます。
この場合は差し込みではピントが出ず、SV-BONYのアイピースアダプター部分をはずすとM42のネジになっているので、カメラのノーズピースをはずしてM42のねじ込みでピントが出ました。

手持ちのレンズやCMOSカメラをいろいろ変えてみてもピントはほぼ出るが、ただズームすると大きくピントがずれることがわかりました。

よしよし!これで感度をガーンと上げて、シャッタースピードをドーンと落とせば真っ暗な中で暗い星や天の川、淡いオーロラでも動画で捉える超高感度カメラにならないだろうか!

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