星なかまの集い~天文楽サミット~(前編)

県外
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「第15回星なかまの集い~天文楽サミット~」に2026年3月21日(土) 15時 ~ 2026年3月22日(日) 15時の日程で参加しました。
会場は兵庫県立大学西はりま天文台、そうですあの国内最大2mの望遠鏡「なゆた」を備える天文台です。その「なゆた」を覗くチャンス!これは行かない手はないと今年の1月に申し込みをしていました。
「気ままに星空観望仲間」のメンバーでは66㎝ドブソニアンのHさん、Ninja500のNさん、同室のKさん、日進市のKさん、そして私の5名が参加登録をしました。

1泊2日のスケジュールとしては
3月21日(土)
15:00開会(14:00受付開始)
講演会「最高の眼視体験を求めて」 講師:沖田博文さん(76cmドブソニアン製作者)
天体観望会
交流会

3月22日(日)
9:00開会
研究・活動発表(口頭発表:12組予定)
景品持ち寄りビンゴ大会
15:00閉会
の予定です。
講演会のテーマも最高で、今まではHさんの66㎝で見るDSOが最高のものでしたが、それを10㎝超える76㎝を覗けるチャンスです。

同室のKさんがこの天文楽サミットの直前に南大東島へ行ってくるそうで、帰ってすぐに往復600㎞超を走るのは辛そうなので私の車に同乗してもらって2人で向かうことにしました。
はじめての参加で要領もわからないため、機材もなしで見せていただくことに徹します。

さて、3月21日8時に同室のKさんを迎えに行き、守山スマートICから名神高速に入りひたすら中国道佐用ICを目指します。
途中、昼食や休憩をはさみ約5時間で佐用IC、そこから30分程度で目的地「兵庫県立大学西はりま天文台」に到着。 受付開始の14時を待って受付へ行き、参加費8,500円を払い名札を受け取りました。

会場に入ると双望会でお会いし、大台ケ原でも1度ご一緒させていただいたT師、半田空の科学館でお会いした惑星のRB師明石天文科学館館長のお顔を拝見しご挨拶に。
なんと明石天文科学館館長は日進市のKさんの先輩で顔なじみで、過去にはわれらがホームの旭高原元気村にもお勤めだったのだとか。もっと驚いたのが私のブログを見てSV-BONYの屈折鏡筒を買ってしまったそうで、もう光栄の至りでした。

15時になり開会のあいさつの後、76㎝ドブソニアン製作者沖田さんの講演の始まりです。
「最高の眼視体験を求めて」というタイトル通り、われわれドブソニアンを使う眼視の人たちの心を掴む内容でどんどん話に引き込まれていきました。
口径が大きいのもありますが、高倍率での銀河の観測やスケッチをされているのが目から鱗状態でした。
例えばしし座のトリプレットと言われるM65・M66・NGC3628の3つの銀河であれば私の場合間違いなく3つを同一視野で見てしまいます。その方が美しく楽しく見えると勝手に決めているように思います。ところが高倍率で1つずつ視野一杯になるように見るとM66は棒渦巻銀河の特徴が見えてくるのだとか。そしてそのスケッチは凄いものでした。
またわれわれが通称「源氏パイ」と呼ぶアンテナ銀河も濃淡のある丸い銀河と長い銀河の衝突であるのが見えてきてそのスケッチも見せていただきました。
また、自動追尾をしないからこそスケッチをするときに目がその対象を追いそらし目になったり、集中して一部分を見ることでより細かく特徴が見えてくるそうです。
そしてスケッチするために数時間1天体を見続ける~!
メシエマラソンのように一晩でたくさんの天体を見ることがドブソニアン使いと思っていた私には驚くような話ばかりでした。
これは今晩76㎝を覗かせてもらって試してみるのが楽しみです!!
*話に引き込まれてしまって講演されている写真を撮りそびれてしまいました(笑)

17時から夕食です。

80名ほどの参加者の食事などの手配も大変ですよね~実行委員の皆様に感謝!

19時いよいよ観望会開始です。
外に出ると三日月が美しい夕暮れでした。

会場を一回りするとNinja率がかなり高く、320・400・500で8台ほど出ていました。

これが自作の76㎝ドブソニアン! 素晴らしく美しい仕上がりです!! そして思ったよりコンパクトな感じです。
まずはM42オリオン大星雲を見せていただきました。 全体に76㎝の集光力は凄まじく、緑色っぽく周辺部が濁った赤茶色に見える!

これは以前双望会で車から電動ウインチで降ろして組み立ては見ましたが、曇って覗くことができなかった55㎝反射双眼望遠鏡! こちらも両目で見たM42はとてつもない見え方でたまげました。

NさんのNinja500、木星の大赤斑とイオの影がきれいに見えていました。
M42のトラペジウムが6個しっかり見えていて、シーイングはまずまずのよう。

2mの「なゆた」は故障中で覗くことはできないとのことでしたが、望遠鏡は見えるとのことで天文台へ行ってみます。

こちらは北館、60㎝カセグレンが稼働中で、こちらは覗くことができるそうです。

こちらが南館で「なゆた」が入っていますが、すでに閉館しており望遠鏡本体も見ることができませんでした。あす出直しです。

21時から交流会、再び室内でビールやらいろいろ飲み物・おつまみが用意され楽しく歓談。
岡山の方の差し入れ「ヒネドリポン酢」が噛み応えがあってビールによく合う!
ちょっと酔いが回ってきたので、酔い覚ましを兼ねて再び外へ出て見せてもらう。

まずは55㎝反射双眼でM81、覗いた瞬間に酔いが吹っ飛んだ!
これは凄いな~銀河の腕がぐるっと見えている!!

われら気ままに星空観望仲間代表66㎝ドブソニアン、モーターもエンコーダーも調子が悪いようで導入に苦労されている。

76㎝ドブソニアンは行列ができているが、昼間の講演のM66棒渦巻銀河を440倍で見せてもらう。
「デカいなぁ~」思いつつ視野の中を右から左に動いていく銀河を目で追い、左端まで行ったところで右まで戻し、じっと見つめる。この大きさのドブソニアンが恐ろしく軽く滑らかにスーッと動いてピタッと止まる!これを3回くらい繰り返して目が慣れてくると見えてくる!
「なんじゃこりゃあ~!!」視野の半分を占める銀河、その中心部が棒状に見え、棒の上からかすかに右に棒の下から左右に渦巻の腕が出ていて、まさに見せていただいたスケッチのような見え方だ!! これが76㎝の力か~!!
しばらくすると次は南東の低空に向いている、これはもしや「源氏パイか?」と行列に並びます。
おそらく皆さん同じような見方をしているのか、1人の時間が長くなかなか順番がきません。
たまに動かしすぎてか視野から外れるとそのままアイピースを覗いてもらったまま沖田さんが5㎝のファインダーだけで導入し、「どうですか?」「あ!入ってきました!!」とな。440倍ですよ!しかも5㎝のファインダーでは対象は見えていませんよね~それだけでたまげました。
やっと順番が回ってきてゆっくりアイピースを覗きました。
これも凄い!細い銀河と丸い銀河が合体しているのがよくわかり、丸い方の銀河に濃淡が見えてきました。
次回自分の望遠鏡を使うときにはこのくらいまで倍率を上げてみよう!

合間にNinja500のNさんが「木星状星雲」を導入、水色の星雲の中に楕円の二重構造があり中心星も見えていました。
続いてM3球状星団も見事な姿で見えていました。

66㎝ドブソニアンのオーナーHさん許可をいただき手動で使わせてもらいM97ふくろう星雲を入れようとしましたが、直角の正立ファインダーではどこを見ているのか全く分からず導入できませんでした。せめてドットサイトでもあればなんとかなりそうでしたが残念。
M13はどうだ?同室のKさんと2人がかりで何とか導入できた。ズームアイピースが付いていたのでそのまま倍率を上げて視野一杯にすると大迫力! やはり大口径の力は凄い!!

時計を見るとすでに1時過ぎ、66㎝ドブソニアンを北向きの水平にして終了、寝ることにします。

われわれ気ままのメンバーは端っこの「オリオン」にまとまっていました。この28畳の部屋に15人が寝るようです。
一番手前が同室のKさん、その横が私、その横に天リフさん、その横にNinja500のNさん、一番向こうが66㎝ドブソニアンHさん、その下というか真ん中の列の一番奥に日進市のKさんという場所でした。

部屋に戻るとすでに数人が寝ていました。
気ままに星空観望仲間の忘年会で使っているつつじ屋敷と同じような雑魚寝です。
これを想定してシュラフももってきましたが、車まで取りに行く元気もなければ風呂に入る余裕もなくジーンズをスウェットに替えただけで布団に潜り込みました。

22日の朝からは後編で!

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