1月3日は今年最初の満月で「ウルフムーン」というらしい。
満月でも眺めようかと思いましたが、寒すぎてどうにも望遠鏡を出す気になれませんでした。
かわりにSeestar S30を外に出して暖かい室内から眺めることに。
天頂付近にくる満月は夜半近くにならないとマンションの上層階の影から出てこないので、とりあえずはM42オリオン大星雲に向けてみます。

わずか1分でここまで写るのはやっぱすごいなぁ~と思います。
午年ということで「馬頭星雲」はどうでしょう。
馬頭星雲が眼視で見えるってご存知でしょうか?
ある程度の口径とHβというあまり他に活躍の場がないようなフィルターが必要ではありますが、見ることが可能です。
御岳の暗い空で、40㎝ドブソニアンにエルフレ25㎜にHβフィルターを付けて初めてその姿が見えたときには驚きました。
そして1度見えてしまうと見方がわかるのか、次からは少し楽に見えてくるのです。
オリオン座の三ツ星の左の星アルニタクを導入するとすぐ横に「燃える木」が見えてきます。
そこから星の並びを確認しながらアルニタクを視野の外へ出してやると視野の中を横切る星雲が見えてきます。そのままじっと見ていると視野を横切る星雲に切り込みが見えてきます。
馬の頭の形までは見えませんが、星雲に切り込む暗黒星雲があることはわかります。
空のかなり暗いところで何とかかろうじて見える程度の馬頭星雲です。

これよりもっと淡いイメージです。

最近はエルフレ25㎜よりこの古いビクセンのプローセル26㎜の方が相性が良いように思います。
そしてそんな難物の「馬頭星雲」が2等星が見える程度の名古屋市内で、しかも近くに満月がある空でたかだか3㎝のSeestar S30でどの程度写るのかちょっと楽しみです。
馬頭星雲で検索しても出てこないので星図から星雲部分のIC434を指定して撮影を開始しました。
9分露光してDenoise処理をしたのがこちらです。

ええ~!これは驚きました! どうしてこんなに見えてくるのか?

そのまま60分露光を続けてみました。
微恒星が増えて星雲がより明るく、写真でよく見る完全な馬頭星雲が見えてきました。
凄いな!Seestar!!
であればバラ星雲は簡単だろうと思い、Seestar S30を向けて60分露光の結果です。

薄雲があったのか、これはちょっとがっかり。
では満月を~と思ったらバッテリー切れ~再びがっかり。
撤収しながら天頂の明るい満月を眺めました。




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