今朝5時過ぎにスターリンクG11-12の銀河鉄道が久しぶりに見えそうだったので、5時前に起きなければ!!と思っていたせいか3時半に目が覚めてしまいひたすら眠い1日でした。
結果は全く見えず、新たな光害対策がされたのかもしれません。

金星が眩しく光っていました。
そして夕方から晴れてきそうだったので、ホームの元気村と距離的には同じくらいの段戸牧場近くへ彗星だけの短時間勝負に出かけました。

西の空に雲がありちょっと厳しいかもしれません。
ここも良い場所だなと思いましたが、スマホが全くの圏外で連絡が取れないのでパス!
W御大が合流予定で、他にも気ままに星空観望仲間のメンバーがあちこちに遠征されていたので、連絡手段は必要でした。
先ほどの場所から少し先の観望地に到着するとほぼベタ曇りで、西の空にわずかに雲の隙間があり、双眼鏡で見るとアークトゥールスがちょうど見えていました。しかし、もしかするとわずかな隙間でワンチャンあるかも!
わずかな期待を込めて機材を準備します。

右からSeeStar S30、ZERO経緯台に載ったニコン15倍70㎜双眼鏡、ポラリエに載せたキャノンEOS80D+135㎜です。
ところが、これだけの機材を準備しているわずかな時間にあれよあれよと急速に晴れてきました。
まずはSeeStar S30を起動し、レモン彗星を導入しつつ双眼鏡で探します。
Lemmon彗星(C/2025 A6)
実視界の広い6倍30㎜双眼鏡を使うまでもなく、15倍70㎜ですぐに捕獲できました!
ほぼ同時にSeeStar S30も撮影を始めたようです。

SeeStar S30の画像も美しいが、15倍の双眼鏡の視野の中の彗星はもっと素晴らしい!!
このSeeStar S30の画像のように見えている!!!
すごいなぁ~!さすがに空の暗いところまで来た甲斐がありました!!
しかしこんな双眼鏡の視野の中を次から次へと人工衛星が通過していきます、どんだけ多いんだ?!
じっくり眺めた後、ポラリエの極軸を合わせているうちにまた雲がどんどん出てきてベタ曇りに。
待つこと30分、再び雲の隙間からレモン彗星が見えてきました。

EOS80D+135㎜の画角になかなか入ってこないので、レンズを30㎜に替えて彗星を真ん中にします。そしてレンズを135㎜に交換し、ピントを合わせてシャッターを切ります。

名古屋から東へ50kmほど離れていますが、雲には名古屋の光が反射しているのが良くわかります。
この後は雲に隠れてしまいました。
SWAN彗星(C/2025 R2)
防寒具は何も持ってこなかったので寒くて仕方がない。来る途中の道路の気温表示は13度や12度が表示されていました。ちょっと寒いだろうな~とは思っていましたが、震えてくるほど寒く感じるとは思いませんでした。
しかし折角なのでスワン彗星もSeeStar S30で記録します。

良い感じに写りましたが、もう寒くて双眼鏡で探す元気が出ませんでした。
レモン彗星の素晴らしい姿が見えただけで十分満足だったので、とっとと撤収!

車のエンジンをかけると温度計は9度になっていました。 寒いわけだ!
次回からは防寒着を忘れないようにしないと!!



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