毎年数回の観望会の依頼をいただいておりますが、一番心配なのが当日の天気です。
雨が降れば中止にさせていただきますが、曇って何も見えないのが一番困ってしまいます。
そんなときのためにこのような「地上の星」を作って持って行っていました。
これが子供たちに結構ウケるんですよ~。

これらは箱の中にLEDライトを入れて惑星部分が光るようにしてあります。しかし大急ぎでいい加減に作ったし、何回も使ってヨレヨレになってきたので新たに作り変えることにしました。
材料調達
100円ショップダイソーで材料を調達しますが、まずちょうど良い箱を探します。プラスチックの工具箱、四角の缶、紙製の箱、タッパー、プラスチックのケースなどいろいろ見てもどれもしっくりきません。フォトフレームのコーナーを見た時に蓋の部分に写真が入る小物入れのような木製の箱を見つけました。大きさは125x170x60㎜、少し小さいかな~と思いながらも1個300円で2個購入。黒の水性塗料と刷毛を買って税込み880円。

工作
まずはこの木の箱を黒で塗ります。

以前に使っていたLEDライトは裏面に強力な磁石がついているので、磁石が着くように鉄のワッシャーをボンドで接着します。 ライトがずれないように支えも念のため接着しておきます。

LEDライトを装着するとこんな感じです。

私が撮影した木星と土星を適当な大きさに調整してプリンターで出力し枠にはまるよう切りはめてみます。


こんな感じでぴったりですが、LEDライトを点灯すると明るすぎて楕円の中の黒い部分も光ってしまいました。
LEDライトの光る部分に紙を貼り、楕円の中の黒い部分には黒を印刷した紙から惑星部分だけ切り抜き黒の部分を二重に重ねました。それでもまだ明るく惑星の模様が白く飛んでしまって見えなくなってしまうので厚紙をもう1枚重ねてみました。

これだけ減光すると、明るいところではLEDライトが点灯しているのかわからないほどです。
早速暗いところへ持って行って試してみます。

おお~!良い感じに惑星が光ってくれました!
この2つとこれまで使ってきた月のルームランプを使えばバッチリでしょう~

デビューは9月の日進市民会館の観望会の予定! 晴れていても使ってみるかな!!
そうだ!月面に星条旗を立ててみよう!!
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