7月18日 関東甲信・北陸・東北南部が梅雨明けしたとの発表がありました。東海地方は7月4日に梅雨明けの発表がありましたが、安定することなく結構な雨が降っていました。 本来ならこの18日のタイミングが正しかったのではないかと思います。「梅雨明け10日」という言葉があるようにこれから10日くらいは安定した夏空が期待できそうです。
天宮
さてそんな7月18日中国の宇宙ステーション「天宮」が良いタイミングで通過しそうです。

20時27分49秒・仰角79度・距離408㎞とまずまず!
いつも通りタカハシTGL経緯台にミューロン180,カメラはZWO ASI290MCをセットし、北極星の伴星でピントを合わせます。

低空に雲があり、天宮が見え始めたのは仰角30度くらいになった頃からでした。やはり逆光は少しくらいなぁ~と思い、ゲインを10上げてみました。そして録画ボタンを押してファインダーを覗き、十字線の上に来るように追跡を開始。
そして天頂付近を越えたあたりでマンションの上階に隠れてしまいました。
PIPPで写っていたコマを選別したところ写っていたのは613枚、ここから酷くぶれたものを削除して25FPSで動画にしてみました。






久しぶりの「天宮」でしたが、やはりこの追いかけは楽しいです!!
アンタレスB
せっかく晴れているので、C-11も準備して順応していました。
目的は夏の間に1度は見ておかなければいけない「アンタレスB」です。
シリウスBの11秒角の離角に比べてアンタレスBはかなり離角が小さく、2.9秒角ほどです。ただ光度差がシリウスほどないので倍率を高くすれば見やすくなります。
私はC-11に2倍バローを入れ10㎜のアイピースで560倍でオレンジ色のアンタレスと青っぽい伴星アンタレスBがきれいに見えていました。
こちらがその動画です。
見やすく写真にすると

望遠鏡はこのままにしておいて日付が変わるころに土星を眺めることにします。
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