怪しい光は SRB(Solid Rocket Booster)だった!

人工衛星
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7月1日の記事の中で、「怪しいものが写っていた」と言いながら「怪しい何かの写真はどうでもいい」とスッパリ切り捨ててしまいましたが・・・この写真。

その後ISS友の宙歌(そらうた)公式 @sorauta_jpさんから「分離後のSRBが回転しながら落ちてく感じとか」とのご指摘をいただきました。
「それだ!それじゃん!」どうしてそこに気が付かないかなぁ~?まったく情けない。

拡大してみるとこれは明らかに2本写っているしSRBに間違いないでしょう!

そうであれば1枚目の写真は、ロケット本体から切り離され落ちていく2本のSRBと左上にまっすぐ飛行していくH2Aロケット本体の光跡とみて間違いなさそうです。

はずした~空振りだ!と思っていたEOS6D+135㎜望遠でしたが、「でかした!いい仕事した!!」ということになりました。

H2Aロケットの飛行計画は下記の通りです。

SRB(Solid Rocket Booster)とはH2Aロケットのエンジンの横に付いた白い2本の固体燃料ロケットブースターです。
この写真は私が種子島へ打ち上げを見に行った時のもので、ISSへ物資を運ぶ「こうのとり8号機」を搭載したH2Bロケットでこのブースターが4本取り付けられていました。

打ち上げ時に明るく眩しく光るのは固形燃料を使ったこのSRBの噴射の光だそうです。ロケット本体のメインエンジンLE-7Aは液体水素をと液体酸素を推進剤に使っているため、これほど明るくはないそうです。それもこの打ち上げの時に眺めていて気が付きました。

これで「怪しい何か」も解決し、スッキリしました。
志摩半島まで往復380km貫徹で遠征した甲斐がありました。

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