6月19日、21日が夏至なので日が長く、帰宅してもまだ日没までに余裕がある。
早速望遠鏡を準備して順応させながら水星を導入します。
水星
さすがに日没前の水星は自動導入を使わないととても手に追える代物ではない。
望遠鏡の蓋をしっかり閉め、ファインダーに太陽用減光フィルターを装着し太陽を導入します。
太陽の中心と十字線をあわせ、E-ZEUSを太陽で同期します。
水星を導入し望遠鏡の蓋をはずして、アイピースを覗きピントノブを前後に少しずつ動かしながら視野の中を見渡します。「いたいた！」240倍の視野の中に入ってくるのはなかなかのものです。
IRパスフィルターを入れて撮影してみます。
半月状の水星で、視直径は6.2秒角です。 7月4日に東方最大離角になります。
日没を待ってカラーでも撮ってみましたがお見せできるほどのものがなくボツにしました（笑）
双眼鏡ではすぐに見つかりましたが、肉眼では見えませんでした。
火星
このところ青っぽいしし座のレグルスと赤い火星が並んでいるのが大変美しく見えています。
1週間ほど前には横に並んでいたのが、もう今は縦に並んでします。
そしてよく見ると青っぽいレグルスは瞬いていますが、赤い火星はほとんど瞬いていないのもおもしろいです。
この日の火星の視直径は5.1秒角、上の水星より見かけの大きさが小さくなっています。
20時頃にやっと涼しくなってきた感じです。
あす朝3時48分頃からISS国際宇宙ステーションがほぼ天頂（仰角88度）を通過するので、その準備をしておきます。さらに欲深く、せっかく起きるのであれば今シーズン初の土星も見てみようとC-11とミューロン180を外に出したまま寝ることにしました。 目覚まし時計は3時にセット。
「ん？」「あれ？明るい？」確かに目覚ましの音を聞いて止めた気がするが、その後の記憶がない！！で、今に至る。ってことは目覚ましを止めて寝てしまったか～。まあよくあることなんですが～（笑）
ここに土星とISSの写真が追加できなかったのが残念。
ああ～やっぱり朝早いのは苦手だ～！！
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