6月15日、午前中雨がパラパラしていましたが夕方から晴れる予報で、17時頃にやっと雲の隙間から太陽が顔を出してきました。
早速ソーラークエスト経緯台に太陽望遠鏡を載せて眺めてみました。時折雲に隠れますが細くシュッとしたプロミネンスが見えていました。
アイピースをカメラに取り換えて、PCのFireCaptureを起動したところ「何か変!」いつも見ている画面と違っていました。よく見るとVar.2.7になっていて以前のVar.2.6の設定が全く引き継がれていませんでした。どこかに2.6が残っていないか探しても出てこないし、バージョンアップした記憶もない。
太陽
とりあえず必要なものを画面上に出したりして太陽を撮影できるか試してみました。
以前は大きく表示できていたフレームレートとフレーム数が非常に見辛いがなんとかなりました。

おや?今まで緑っぽくてあまり好きではなかったQHYのカラーカメラを使ってみたところきれいな色が出ていた! これは偶然の産物か?ただ私がヘッポコだっただけか~何はともあれこれはラッキー!!
しかし高度が低いから仕方がないのかもしれませんが、カラーカメラだとコントラストが低くて何か冴えません。
火星
太陽が沈むころにC-11を赤道儀に載せ、順応を始めました。


鏡筒内は27.9度もあるのか~。

飛行機雲が明るく光って見えていましたが、そのすぐ左に19時半過ぎにレグルスと並んだ火星が見えてきました。
望遠鏡を向け240倍ほどに眺めても全く模様は見えませんが、フリップミラーをカメラに切り替えて撮影をします。「あれ?ADCの調整のためのボタンがない!どこだ?」
焦ってイライラしてくるのでアイピースを覗いてADCを「このくらい~だな」と合わせてみました。設定はあとで確認しておこう。

見えている地形はこんな感じです。

視直径は5.2秒角とかなり小さくなりましたが、まだかろうじて極冠など見えています。7月初めには大シルチスが回ってきますので、かなり低空になり、より小さくなりますが、機会があれば望遠鏡を向けてみようと思います。
SeeStar S30
まだ雲が出てくる気配がないので、2等星がやっとの空ですがSeeStar S30で少し遊んでみます。
まずはM3球状星団です。

ライブで見ていても3㎝でわずかに存在が見えているのが驚きです。
続いてM5です。こちらも球状星団ですが、もう少し露出を延ばしてみます。

今更ながらにここまで写ってくるのが驚きです!
そしてM51子持ち銀河です。 ゆっくり風呂に入っている間露光しておきましょう。

48分の露光でしたが、ホント凄いです。 C-11を自動導入を使って向けても全く見えませんでした。
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