開田高原遠征(2025.4.26)前編

星空
スポンサーリンク

4月26日、マンションには運び込めない主砲(SkyWatcher 16GOTO)を倉庫になっている以前の家に取りに行き積み込みを開始。
今回は気ままに星空観望仲間メンバー8人が開田高原に集まりました。

GPV天気予報は真っ黒で雲が出る気配もない! しかしウェザーニュースの天気予報の最低気温を見ると氷点下3度となっていた。これは真冬の星見装備が必要で、インナーダウン・フリース・ダウンロングコートに電熱ベストを追加した。車中泊のためダウンのシュラフと新たに手に入れたモンベルのキャンプマットも積み込み、つい忘れてしまうスノーブーツも忘れずに積み込み準備完了!

守山スマートインターから高速道路に入り中津川インターをめざし、そこから国道19号を北上します。世の中はゴールデンウィークが始まりで高速道路の休日割引がないらしく、片道2000円の高速料金はちょっと痛い!
13時半に出発し、渋滞もなく順調に走り16時半には現地に到着しました。
すでに御大Wさん、H先生、K料理長がいらっしゃり、早速H先生の淹れたてのコーヒーをいただきホッと一息。

まずは機材を準備します。
この日は主砲40㎝ドブソニアンとSeestar S30とポラリエとカメラを持ってきました。

一番手前が私の40㎝ドブソニアン、その奥が御大WさんのNinja-400、その奥がH先生のTOA-130双願望望遠鏡です。この後、いつもは66㎝ドブを持ってくるHさんがNinja-320、今回の紅一点のSさんのNiaja-320、開田と瀬戸の2拠点生活のTさんがいらっしゃっり、少し離れたところに設置していたNさんが歩いてきてメンバー7人が集合しました。

そこに1台の車が入ってきて「だれ?」! 出撃予告の無かったAさんの登場でよりにぎやかになりました。
機材を降ろした車の中に寝床を作っておきます。

新しいモンベルのマットがちょうどぴったりの長さで実に良い塩梅。

「しまった~アイスボックスを積み忘れた~」近くの蕎麦屋さんでビールとお酒を購入して事なきを得た。

御岳よりずっと北寄りに日が沈み、木星が見えてきました。
こんなころ御大WさんとHさんは近くの居酒屋へ飲みに行ってしまいました~(笑)

左にシリウス、真ん中にベテルギウス、右に木星です。
早速木星に望遠鏡を向けて見るがシーイングはイマイチのようでした。
19時52分頃に前日に打ちあがったばかりのスターリンクG6-74銀河鉄道が低空を通過する予報が出ていました。iPhoneアプリSpaceStationARで確認するとオリオンの三ツ星あたりから見え始め、シリウスへ向かう予報でした。3分前くらいから皆で見やすい場所に移動して眺めます。ここの空の暗さなら4等級くらいでも肉眼で十分に見えるはずです。アプリのAR機能を使って移動位置を確認しながら双眼鏡で三ツ星あたりを探しても見えない! 「あれ?おかしい~」と思った瞬間にM42の先に「青い銀河鉄道」見えてきた。かなり低くく暗いが、シリウス手前でかろうじて肉眼で見えた。いつも通り動画で撮影もしましたが、わずかに見える程度なので軽くしてここに載せても見えないと思いますので割愛させていただきます。
その後紅一点Sさんも居酒屋へ~(大笑)

さてすっかり暗くなったのでまじめな私は観望を始めます。

次回は40㎝ドブソニアンとSeestar S30によるコラボ観測に続きます。

コメント

  1. せろお より:

    この晩は新月期の週末に一晩中快晴の予測という奇跡的な状況で、出撃しないわけにはいかなかったですね!
    できれば薄明中から撮影したかったのですが、それでも薄明終了から薄明開始後までの8時間超えのタイムラプスに初めて成功しました。

    開田までは行きませんでしたが、標高1000mでも-1℃で寒かったです。
    前の晩も寒かったので一枚増やしたのですが、それでも足りなかったです。
    全身ダウン装備で臨むべきでした。

    • Taizo より:

      せろおさん こんにちは!
      出撃しないわけにはいかない晩でした。
      8時間超のタイムラプスおめでとうございます!!
      まったく雲が出ないなんてめったにないですもんね~
      今日も気ままメンバー数名が開田高原へ遠征していますが、寒いんでしょうね

タイトルとURLをコピーしました