日進市民会館で観望会(2025.4.5)

観望会
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4月5日はわれわれ「気ままに星空観望仲間」の御大Kさんからの応援依頼で日進市民会館で観望会を行いました。毎年春と秋の2回行っていてかなり定着してきたようです。
募集をして今までは抽選だったようですが、今回から先着順にしたそうで募集開始早々に定員に達してしまったようです。
今回は15組60人と聞いていました。そして天気が悪かった場合の予備日が翌日の4月6日に設定してありました。
4月3日ころから天気が気になりずっとGPV天気予報を見ていましたが、4月5日は下り坂で夕方からくもり夜半には雨が降り始める予報、翌6日は前日からの雨が上がり回復傾向と本当に微妙で最終決定は当日の午前まで引伸ばしていました。
最終的には6日の回復が遅れてきそうとの判断で5日に決行となりました。
こちらが御大Kさんが作った当日の見どころ案内です。

このほかにも二重星アルギエバや冬のダイヤモンド、冬の大三角、ミザールとアルコルなどが紹介されており、特にこの日は月面Xが見られるかも!と記されていました。
私は事前に知り合いのグラフィックデザイナーのMさんに参加証を作ってもらい持参しました。

また、昨年小学校の観望会が天気が悪く中止にしたため、その小学校用に作った「天体望遠鏡のぞきました証明書」がたくさん残っていたのでこれももっていきました。

さて、当日は朝は快晴でしたがやはり午後から雲が増え、集合時間の17時には月がかろうじて見える程度になってしまいました。雲越しでも見ることができればありがたい~と思っていました。
今回の案内人は前回同様に私を含めて6名で60人の参加者にゆっくり見ていただく予定です。

私の機材は最高の月を正立で見ていただくためにTOA-130に松本式EMSとSV-BONYのスーパーズームアイピースを準備しました。

そしてもう1台は子供たちに使い方を教えて自由に使ってもらうためのZERO経緯台に6㎝屈折鏡筒を載せました。こちらも正立像になるよう正立プリズムを入れてあります。
左側は御大KさんのMiniBORGで、実はこれが良い仕事をしてくれます。(フィールドスコープも持ってこられていました)

良い仕事というのは曇った時に大活躍をするのです。
そしてこれらが曇った時の秘密兵器「地上の星」です!

木星と火星

土星、この3つの惑星は中に懐中電灯が入っていて暗闇で光って浮かび上がります。

そしてこの月はLEDを内蔵しリアルに再現された月のルームランプです。
これで準備万端!万一雲が厚くなっても望遠鏡を覗いてもらうことくらいはできます。

18時くらいから参加者の皆さんが市民会館の玄関で受付を済ませ、玄関ホールの会場に入っていきます。

実は毎回こんな感じで私が今日の見どころ、望遠鏡のしくみや使い方などを解説させていただいてます。

今回はどんどん雲が厚くなってくる心配があったので比較的簡単に短く済ませて外に案内いたしました。
しまった~注意事項を忘れた~小さな子供たちは接眼部を掴んで自分の方へ引き寄せようとするんですよね~。

はじめは木星すら見えずに雲越しに月を皆さんに見ていただくのが精一杯でしたが、20時前くらいから奇跡的に雲が薄くなり、木星が見え初め、火星、シリウスも見えてきました。
「月がクリアに見えますよ!」「こちらは木星です!」「火星見えてまーす!」途端ににぎやかになりホッとしました。

再び月しか見えないような空になり、地上の星を見てもらったり、子供たちが地上の星を探しに走って行ったりしている時に、Kさんが「東山タワーが見えます」と望遠鏡を向けていました。
マンションとかを覗くのはちょっとまずいが、ランドマークになるものや鉄塔くらいならおもしろいかもしれませんね。確かに覗いた方は「わぁ~ホントだ!」と喜んでいました。
参加者の皆さんには温かい飲み物が振舞われ、20時半に終了となりました。

撤収後はメンバー6人でいつものラーメン屋で「肉そばチャーハン餃子セット」で今回も我々が一番楽しんでいたなぁ~と打上げです。
参加者の皆さんもスマホで月の写真を撮ったり、木星の衛星まで見えた~と大いに喜んでいただけたと話に花が咲きました!

今回もお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。
秋もよろしくお願いいたします。

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