2025年3月13日に打ち上げられたスターリンク G12-21が3月14日19時07分頃に北極星あたりを通過する予報が出ていました。予報の明るさは3等級と暗い空であれば十分に肉眼で見えるが、北極星がやっと見える程度の私の自宅ではフレアを起こさない限り双眼鏡は必須でしょう。

このHEAVENS AVOBEの予報経路を見ると、ある程度高度が上がったカシオペア座あたりから見え初め、北斗七星あたりで地球の影に入って見えなくなる予報です。
そして打ち上げから24時間以上経過しているので、適度にバラけてちょうど良い銀河鉄道のように見えるのではないかと想像しました。
カメラを2台準備し、1台はキャノン6Dに135㎜、もう1台は80Dに30㎜で動画撮影します。
まずは日に日に高度が下がっていく金星でピントを合わせます。

スターリンクが通過する数分前にISS国際宇宙ステーションがこれまた北極星に向かって通過していきます。 こちらがその動画です。ISSが北極星の下を通過しています。
ISSが通過した後、カシオペア座あたりで待機していると今度は雲を引いて飛行機が通過していきました。
時報を聞きながらスターリンクの位置を考えて双眼鏡を向けるとカシオペア座の左下で青く光る光の隊列が見つかりました。
カメラのモニターでも見えてきました。
北極星に向かって走っていく銀河鉄道です。
ちょっと見辛いかもしれないので明るく調整しました~ザラザラになってしまいましたが~
ここまでは30㎜のレンズを付けたカメラです。
こちらは135㎜で撮ったものです。中央左下に映っている点が北極星です。
前半8機と後半12機になっていました。


双眼鏡で見ているときは北極星と同じくらいの明るさで青く光っているかと思いましたが、北極星より1等級ほど暗いように思われます。
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