紫金山・アトラス彗星を捉える・10月14日 頭部強拡大

太陽系
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10月11日から名古屋はずっと快晴で彗星チャンスが続いています。
9月24日明け方の彗星見えず
9月25日自宅で捕獲成功
10月1日明るくなってきた彗星捕獲成功(自宅)
10月2日夜明け前ラストチャンス青山高原遠征
11日は港区の稲永公園で玉砕
12日は自宅で捕獲成功
13日は伊吹山へ遠征し大成功
と7回紫金山・アトラス彗星にチャレンジして6勝2敗と天気に恵まれました。
数年前のネオワイズ彗星の時は本当に晴れず、北海道や沖縄からの写真を見てモヤモヤしていました。
その教訓で見えるときには無理してでも見る!
そして10月14日仲間たちはこの日もあちこち遠征予定らしいが、私は秋の花粉症が酷くてとても動く元気がない。とりあえず薬を飲んで自宅でチャレンジです。
夕方の西空は雲が多く怪しい感じでしたが日没とともに快晴になりました。
この日の目的は彗星頭部の狂(強)拡大です。

昨日は金星と同じくらいの高度だったのが、動きが速く今日はもう5度程高くなっている。
機材は私がいつも惑星を覗いているのと同じでC-11に2倍バロー+ADCにアイピースはニコン顕微鏡用の20㎜くらい、カメラはZWO ASI290MCとしました。

日没後すぐに金星が見えてきたので早速導入し同期、彗星を自動導入。アイピースを覗くとありました。

フリップミラーをカメラに切り替えてモニターに写してみます。

これを惑星と同様に処理をするとこうなります。

よくわかりませんね~もう少し暗くなるのを待ちましょう。
15分もすると双眼鏡でも見えてきて、手持ちのiPhoneでも写るようになってきました。

名古屋市内でもiPhoneで写りますね~よく見ると肉眼でもかすかに見えていました。
さて、そろそろ惑星と同じ手順で彗星の頭を撮ってみます。

先ほどよりはっきりしてきまて、左上に向かってスパッと切れたように影があります。またモヤモヤの濃淡はダストが噴出している方向らしいこともFBで大先輩方の投稿で勉強させていただきました。これらがもう少しはっきり見えてくるとおもしろそうです。

そしてEOS80Dに150㎜望遠でも撮っておきました。名古屋市内と言えども尾が画角からはみ出しそうです。

そしてここでスマホで写るなら一眼の動画はどうだ?と思い試してみました。

カメラ:EOS80DでISO12800 レンズ:150㎜ F2.8でシャッタースピード1/30秒の動画でちゃんと写りました。
このベランダから手を伸ばせば彗星に手が届きそうだ!


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