低空の紫金山・アトラス彗星を捉える・10月12日

太陽系
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夕方に回ってきた紫金山・アトラス彗星チャレンジ2日目です。

昨日10月11日は気ままに星空観望仲間のlineで出撃予告をして私を含め7名が集まり、誰も見つけることができなかった紫金山・アトラス彗星。集まっていただいた皆さんに申し訳ない気分でした。
というわけで今日は自宅で是が非でも捕捉しなければいけません。
名古屋は朝から快晴で、条件は良い! 願わくば日没前に赤外フィルターで何とかならないだろうかと14時頃から試してみました。
C11で水星の頭の拡大をと思っていましたが、まずは捉えることを優先してTOA-130にフリップミラーを装着し、アイピースとカメラのピントを合わせておきます。カメラはZWO ASI174MMで確実にとらえます。

太陽で同期を取り、金星を導入。ズレを修正しピントを合わせて金星で同期し、紫金山・アトラス彗星を導入。フィルターはProPlanet742。しかし全く何もモニターに出てこない。
あ~退屈~って思っていたら飛行機が飛び込んできた! 大急ぎで録画開始。

そろそろ日没なのでフィルターを赤外から通常のUV/IRcutに交換して見えてくるのを待ちます。
すでに金星が見えてきたが、モニターには何も出てこない。
このあたりにいるはずなんだけどな~。

念のためもう一度同期のやり直してみます。

ファインダーの十字線の真ん中に金星が輝いています。モニターの中央にも金星が入っています。

そして紫金山・アトラス彗星を導入。

ファインダーには何も見えないが、アイピースを覗くと暗い星らしきものが見えている。

「いた!」早速カメラに切り替えてモニターを見ると確かにいた!
核がキラキラ光っている感じだが、尾は見えていない。

17時45分、この時まだ双眼鏡でもカメラのライブビューでも見えていない。
とりあえず動画もそのまま撮っていこう。


その10分後、18時ちょい前くらいから双眼鏡で見えるようになり、写真にも写り始めた。
彗星の核がキラッと光ってその周りに少しモヤっとした感じがあり、尾もわずかに見えてきた。

昨日も山に隠れるのが10分遅ければ見えたであろうと思いました。
どんどん高度が下がって右の建物に近付いていく。

高度は低くなってくるが、尾は見やすくなってきた。

もう最後はこんなところにきてしまい、双眼鏡と望遠レンズで「のぞき」をしているかのよう(笑)

よーし、あすはもうちょっと良い条件の場所で見てみよう!



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