太陽・月・土星

土星
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最近名古屋は梅雨の晴れ間がちょいちょいあって気温が35度を超えるときが出てきました。
そんな7月7日、昼間は三重県で40度だとかで名古屋でもとても太陽を眺める気になれず夕方から月齢1.4の月を探すことにしました。
17時、西に傾いた太陽がまだギラギラとしていますが双眼鏡で月があるであろう位置を探してみるものの全く見つからず、仕方なく望遠鏡を準備してとりあえず太陽へ向けてみます。

とりあえず太陽でピントを合わせてE-ZEUSとステラナビゲーターを接続し、太陽で同期します。
折角なので太陽黒点を1枚!
やはり自動導入が楽で良いです~と思いながら月に向けます。しかしアイピースを覗いても何もいません。おかしいなぁ~と金星を指定し、ギュィ~ンと自動導入。ほぼまん丸の金星が眩しい視野の真ん中に輝いて見えました。再び月に向けるがやはり何も見えません。月齢1.4はよほど空が澄んでいないと見えないのか~。
フリップミラーを近赤外フィルターを装着したZWO ASI174MMに切り替えるとPCのモニターにしっかり月が写っていました。 もう一度アイピースに切り替えて覗いてはみたが、やはり見えないので眼視は諦めて写真を撮っておきます。
その時の月がこちらです。

シュッと細いところまで良く写りました。
日没後30分くらいで望遠鏡のファインダーでもやっと見えてきて、その30分後には肉眼でも見えてきました。

これは20時頃の月です。この時間になっても外にいると汗が流れてきます。

7月8日未明にSkySafariを見ると土星が良い高さになる2時頃に本体上に衛星「Dione」とその影が落ちていました。これはどのように見えるのか確かめてみたい! ということは、8日月曜日は普通に仕事ですが1時半に目覚ましを掛けて起きるしかなさそうです。

予定通り1時半に起きて外を見ると晴れていました。望遠鏡は昨夜月を見た後にTOA130からC11に載せ替えておいたので順応はバッチリ! 早速土星に向けてみます。
気流がそれほど良いわけではなく、大きくボケるときがあります。眼視では400倍程度で見てもDione本体も影も全くわかりません。
ということで写真判定に。

ダメか~ボケてるな~全くわからない。昨年Tethysはかろうじて写真で判別できたわけですが、もっと気流の良い日に再チャレンジです。 というか寝ぼけ眼ではピントも怪しそうですね。
折角目覚ましで起きたのに成果なしという結果でした。

次回以降は12日にRhea、19日にDione、21日にRhea、22日にTethys、30日にはRheaが土星面に乗ってくるはずです。 まだまだチャンスはたくさんありそうですがTitanが都合よく重ならないのが残念!

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