8月31日 午前9時30分14秒に月齢22.4の月の前をISSが通過する予報が出ていました。
天気予報は快晴!これは見届けるしかない!!
ISS友のMさんは未明のISS月面通過も自宅がセンターラインで「ダブルトランジットだ!」と言っていました。結果は未明の通過は準備が間に合わず通過を確認しただけでしたとのことでした。
Mさんと撮影場所を打ち合わせをして8時前に合流しましたが、予定していた駐車場が閉まっていたので近くの空き地で十分な間隔をとって暑い中マスクをしたまま準備をしました。
メインはFC125改+2倍バローで月全体を入れてソニーミラーレスで4K動画。その横に載っているのがBORG71FL+1.4倍テレコンバーターで広角をキャノンEOS80Dの動画撮影。こちらはタカハシEM-100赤道儀に載っています。
車の横にあるのはミューロン180にZWO ASI174MMで拡大撮影、これが今回一番期待したいところです。赤道儀はタカハシSPACE BOYでちょっと過積載。
その奥に見える黒いカメラ三脚に載っているのがSVBONYのコンパクトなフィールドスコープ SV410。
このフィールドスコープは手のひらサイズですが対物レンズが56mm EDレンズで9倍~27倍とまさにこのISS月面通過を眺めるのにドンピシャな望遠鏡です。9倍で導入してすっと27倍にして青空の中を白く輝くISSを見送ることができました。
まずはBORG71FLの広角動画です、まあいつも通り通過と同時に騒いでいます(;^ω^)
この動画から1/30秒間隔の写真を切り出して比較明合成するとISSが通過した様子がわかります。
メインのFC125改の動画はこちらです。一瞬で通りすぎますので瞬き厳禁で(笑)
この大きさになるとISSが早いのでスローモーションも作ってみました。
どうですか?ISSの形がわかりましたか? 写真にするとこんな感じです。
形までははっきりしませんね~。しかしセンサーに着いたゴミが多いのにはびっくり、掃除しなくては。
さて~今回一番期待したミューロンでの拡大撮影の結果は?・・・・上の写真からするとコペルニクスクレーターの右をかすめているはずですが・・・・。
残念ながら設定を間違えて10,000フレームでストップしていました。「No limit」にしていなかったことが原因で結果は撮れていませんでした。PCの前にいて画面を見ていれば止まった時点で再度スタートできたはずですが、やはり美しい姿をちゃんと目で見ることを優先していますので仕方がありません。
このカメラは前回の狂(強)拡大も設定間違いで失敗し、まだ結果を出せていません。次こそは~!!
星出宇宙飛行士のISS滞在が8月1日に100日になり、それから1カ月経過したISSを青空の中で見ることができたのが最大の成果でした。
ちょうどブログを公開して1年になりました。
昨年コロナ禍で遠征にも行けず、悶々とした中で友人にワードプレスを教えてもらい始めました。
こんな記事でも読んでいただけると思うと楽しくなり、1年続けることができました。
今年こそコロナがおさまり仲間たちとワイワイ観望会や休憩中のお茶会をやっている記事が書きたいものです。
今後とも「もっと宇宙の話をしよう!」をよろしくお願いいたします。
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