ベランダ ゴミ箱天文台

機材
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高橋製作所P型赤道儀が完全復活し、また迷人会工房さんからバランスウエイト軸を安価にご提供いただき、今までのゴミ箱のカバーではどうもおさまりが悪く蓋が外れてしまいそうな気がします。そこで転ばぬ先の杖でゴミ箱部分を作り替えることにしました。今回購入したものはこちら45リットルのポリ製ゴミ箱と蓋(蓋は別売りでした)、換気口、ステンレス製の棚の支え、合計で約3600円ほど。

以前のゴミ箱と比べてわずかに大きいことがわかります。このわずかな差と蓋の形状が決め手です。
この蓋は両側からパチンと止めることができ、凹凸がなく赤道儀を使う場合には物置台になります。

まずは換気口を付けるためにφ70㎜の穴をあけます。手元にあるホールソーは最大でφ60㎜で役に立ちません。

こんな時はドリルで明けたい大きさの穴の内側にズラッと小さな穴をあけ、ドリルを回転させたまま横にずらせばどんどんつながって切り抜けます。

切り抜けたらドリルの刃をヤスリに替えて形を整えます。

きれいに丸く整えたらホームセンターで買ってきた換気口をゴム系接着剤で接着します。換気口はルーバーになっていて雨が降りこむことはまずないと思います。

続いて蓋にピラーが通る穴をあけます。こちらは四角の穴なので四隅にドリルで穴をあけてジグソーで切り取ります。 またゴミ箱を逆さにして使うため蓋に雨が溜まる可能性がありますので数カ所水抜きの穴をあけておきます。

次にゴミ箱を外したときに蓋が水平に安定して物置台になるように工夫をします。
ピラーの鉄柱には3カ所にこのような金具が取り付けてあります。ここで一応は止まりますが安定はしません。

蓋にホームセンターで買ったステンレスの棚を支える金具を蓋の取手の部分に穴をあけて通してあります。また、鉄柱に接する部分は超強力両面テープで磁石が貼ってあります。

ここの金具を通した隙間もグルーガンで埋めておきます。これでしっかりするはずです。

これでほぼ完成です、実際にピラーに通してみましょう。
かなりしっかりした物置台になりました。アイピースやカメラなどをおいても全く心配なさそうです。

赤道儀を乗せると「お~いい感じ!」です。

そして上からゴミ箱をかぶせて、両側をパチンパチンと止めれば完璧!!

ゴミ箱がもっと大きければ斜めになることはありませんが、これで十分でしょう。
また、斜めになることで換気口も下向きになり、より雨の侵入を防ぐことができます。
ベランダゴミ箱天文台2号機完成!!!!

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